こんばんは、ふくろうです。
今日は『蘭陵王 第27話 悲しい帰郷』でございます。
宇文よう、周の皇帝陛下のお顔はひっかき傷だらけですね。
何だか愛しくなります。
今までの悪夢からほっておかれて、ほっとしますね。
たぶん、皇帝というより怪としての行動でしょうか。
以前、雪舞が怪を救ったように、怪もまた雪舞を大事にしたいのです。
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そういう誠意でしかお返しできないもの、かもしれません。
その人が大事なので、そういう扱いをせずにはおれない相手、それが怪にとっては雪舞ですね。
怪も薬草を取るために命をかけましたからね。ほめてあげたいです。
この人が人買いから雪舞を取り戻せなかったら、どうなっていたかわかりません。
気にかけていたからこそ、迷いがなく、迅速に行動していたのだと思いますよ。

さて、なぜ今雪舞がこんなことになっているのか、わけを聞くのですが、雪舞はこたえません。
きかれても胸が痛くなる質問ですね。
怪にとっても大事な天女であることは間違いがないですよ。
でも、天女は一人しかいないのです。
怪の顔、すごかったですけど、なかなか元気でよろしい。
いいところありますね彼も。
寝ている雪舞がまぶしくないように、陰をつくるところも、可愛いですね。
神挙が心配していますが、皇帝の権限で、さっさと二人になります。
めったにない幸せな時間なのでしょう。
そう思うと気の毒な方です。
雪舞の様子から、何かあったと思っています。
蘭陵王のところに帰ろうともしないのは、おかしいですよね。
二人はやがて雪舞の故郷の白山村に行きます。
そこに雪舞を待っていたのはおばあさんのお墓でした。
天女と書かれていましたね。
エピソードが出てまいります。
おばあさんが盲目になったわけがおばあさんの口から語られます。
約束を破ったことを悔いた雪舞は、頭を丸めて世俗を離れようとします。
そこで怪は止めます。
荒療治もしながら、雪分のためになることをします。
そして天女の使命を説いて自分や民のために、力を貸してくれと頼みます
蘭陵王を思い続ける雪舞は懐かしい家で眠ります。
夢におばあさんが出てきて、雪舞は話をします。
初志貫徹しようという気持ちになってまいります。
お婆さんの愛を感じるシーンでしたね。
ふくろうも年齢的にこのおばあさんの気持が痛いほどわかります。
お前の決心はこの程度かと叱咤激励しましたね。
たぶん夢でおばあさんは知らせてきたのですね。
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実は怪が雪舞に発見させた、あの布は、怪がおばあさんからに見せかけて書いたものでした。
皇帝陛下ですから、やっぱり政治家だねとつくづく感心しました。
こういうのはありでしょうね。
偽の遺言で持って雪舞が世を捨てないようにし、さらにおばあさんのお墓にいって話しておりましたね。
蘭陵王とはまた違うタイプの人物ですね。
おばあさんが言った言葉で「蘭陵王の誠意を信じること、そして雪舞に私欲捨てるように」と言いました。
独占したくなるのはわかります。
蘭陵王は好人物ですから、誰にも好かれるタイプかも知れません。
「ただ一人、雪舞だけを愛し守る」と言っています。
そこは受け止めていくしかないですよ。妻は一人です。
雪舞だって崇拝者が結構いますからね。
このあたり、話し合いの時間が欲しいところです。
それにしても皇帝陛下、変わりましたね。
この人の告白はなかなかいいです。
しかし、蘭陵王以外は雪舞のこころにはいません。
怪としてはあの村での思い出がいい思いでなのですね。
どれだけ暗い青春だったかと、ふくろうは思いました。
そんなことを話しているうちに、蘭陵王が到着です。
雪舞を巡って争ううちに馬賊がやってきて雪舞の命が危うくなります。
このときに、膠着しそうな状況を破ったのは、皇帝のある行動でした。
いやこれはすごいなと思いました。
自らの手を切りつけて、隙ができたときに戦いを仕掛けましたね。
どれほどの修羅場を経験してきたのかと、思わず思いました。
援軍きて何とかなりましたが、不調しても雪舞が先に心配したのは
夫の蘭陵王でした。
皇帝陛下は、むなしかったでしょうね、耐えるしかないのです。
もう。怪く~ん、ごめんね、と言いたかったです。
立派です。
売られていたこともきちんと蘭陵王を責めましたね。いいでしょう。
夫婦としてやり直すことになりました。
何方も善人ですから、頑張ってほしいです。
けじめをつけること、これが大事です。
怪しいものに、惑わされないようにしましょうよ。
では。
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