こんばんは、ふくろうです。
今日は『宮廷女官若㬢5 馬上に消えた恋』でございます。
今回はお妃選びの年ですね。
皇帝の妃に選ばれたら、一番美しい時期を宮中で過ごすことになります。
選ばれなくても何年かは奉公ですね。
皇子たちの正妻も側室も、みんなそれぞれに不満はあるでしょう。
一夫多妻ですよね。
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乗馬も明玉に侮辱されますが、若蘭姉さんが見事な技を披露します。
乗馬も達人だったのですね。
いつも朝から晩まで読経三昧だとばかり思っていました。
乗馬には思い出があったのでしょうね。
昔の恋人、いいえ、子供までなした仲の将軍がいたのです。
ところが第八皇子に見初められて、二人の中も割かれてしまいます。
妊娠していたのに、将軍がなくなったと聞いて若蘭は流産したのでした。
夢と未来を断たれた感じですね。
自由はない時代です。
そういういきさつがあって、いまだに若蘭は八皇子とは心の交流がございません。
若蘭は美しいけど、横顔は冷たく、皇子には決して笑顔を見せません。
けれど、乗馬のパフォーマンスは素晴らしかったです。
たぶん心にいる人との思い出が乗馬にはたくさんあって、その人を思ってやったのかもしれません。
八皇子は人当たりもよく、気が付く男ですが、若蘭に心を閉ざされたままです。
この時代どこにでもあることでしょうが、
若蘭の悲しみは続いています。
「もういいじゃないか」という言葉を八皇子は言いますが、
それはあなたの勝手でしょ。
他人の夢を壊しておいて、それはないだろうと思いました。
このままが若欄にとって幸せかどうかはわかりません。
人生をすでに諦めて、何も望まないのです。
二度と大事なものは手に入らないのですから。
恋人も子供も。
八皇子は若蘭姉さんのことを好きなのですが、姉さんのほうは、
愛する気持ちにはなれないのでしょうね。
それは当然でしょうね。
八皇子も何かは関わっていたいようですが、
若蘭に渡したかった腕輪を若㬢に渡します。
何だかこの夫婦は二人とも手に入らないものを求めていて、
そしてそれはどうやら永遠に手に入りそうにないのでした。
若蘭姉さんも意志が固いです。
たぶんいいたいことはいっぱいあると思います。
最初からかけ違えてきた気持ちを解消できないまま、ただただ近くに住んでいるだけですね。
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そのお姉さんが若㬢のためには夫に頼み事も厭いません。
いいお姉さんですね。
若㬢の存在のおかげでこの家はにぎやかです。
ただ新年、張暁としてはやはり複雑でしょうね。
親にもそれは会いたいでしょうよ。
いつ皇帝のお妃に選ばれるかわからない不安があります。
十三皇子も八皇子も、みんな若㬢のことを考えています。
すごいですね。
皇帝陛下にも気にいられていますから、それはそれで危機感があります。
好かれちゃ困るのですね。自由でいるためには。
この時代、若㬢とかかわった人たちはみんな若㬢を好きになりますね。
裏表がないしね。
それから、じぶん一人だけを愛してくれる人でないといやだとはっきり公言しています。
自由と平等について十三皇子と話していた若㬢は、やっとこの時代に話して分かり合える友の存在を知ります。
ふくろうも十三皇子は大好きですね。
心が広いです。
人として信用できると思います。
若㬢はこの時代に来て何だかモテモテですね。
さて、ラストに向かって年越しのシーンがございます。
この映像、胸にグッときました。
寒い季節新年に、雪も舞う大みそか、外では新年の祝いが行われます。
花火も夜空に生えますね。
このシーンからは寒い冷気と、人々の吐く息の白さが肌身に伝わってきますね。
このシーンを見ると、心が洗われて、今までに迎えた新年の空気も思い出します。
きれいな冷たい空気の中で人々は、祝いあうのですね。
映像から伝わってくる空気が好きですね。
新鮮というか、汚れていないというか、新しい年が始まったなと
身が引き締まる思いです。
新年にはやっぱり雪ですね。
雪があるとふくろうも正気に戻りますね。
では。
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