赤いろうそくと人魚 小川未明

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こんばんは、ふくろうです。
2021年も残りわずかとなりました。

皆様、新しい年に向けての準備はおすみでしょうか。
師走はふくろうもあちこちを走り回っておりました。

今日は🎄、クリスマス、雪は今夜あたりから降るかもしれません。

今夜は、小川未明 名作選集より、「赤いろうそくと人魚」を読んでいます。
実はこのお話、初めて読んでいます。

淡々と物語が語られていきます。

ふくろうのイメージでは、昭和よりも少し昔かなと思うのですが、

物語を読むときは読者によって、いろなイメージで描くことができますね。
年末、やっと少し落ち着いた土曜日、この物語の文章が、わが父の声で聞こえてきます。
現在は弱い90歳を過ぎて穏やかな時を過ごす父ですが、若いころからお話し上手でした。

おさないころに父の声で聞かされた、おとぎ話には心を躍らせたものでした。
ふくろうの原点は、父が寝る前に、弟と私にしてくれたおとぎ話だと思います。

この人魚のお話は、静かに心に響きますね。
よみながら、わけもなくふくろうの子供時代からの情景が、なぜか走馬灯のように浮かびました。
遺伝子といいますか、体の中で物語に反応する感じです。

なつかしさが溢れます。

主人公の人魚は自分の人生を受け入れて生きていくのですが、ふくろうのイメージでは、
悲しんだことは見当がつきますが、物語の結末が語られて終わる時、
たぶんこの結末は人魚にたいする人間の仕打ちが招いたことかなと思いました。

でよんだあと、その余韻にゆっくりと浸る。
父なら自分の解釈をわかりやすくしてくれたかもしれません。

美しい絵画を見たような、そんな気持ちになりました。

では。

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