2017年01月の記事一覧

本や映画を旅するふくろうの日記帳

月別:2017年01月

薔薇のために1 第2話

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こんばんは、ふくろうです。
今日は吉村明美さんの『薔薇のために』
第一巻の第2話。「蕾の中」
ゆりは異父姉兄弟にとまどいながら
シンデレラ生活をしています。
とはいうものの、百合の言う、シンデレラのほうが絶対に幸せだった、という言葉に
説得力がありますね。
シンデレラもブレイクする前は苦労ばかりでしたよね。

シンデレラの場合は小姑の数が百合の半分です。だいぶ楽ですかね。
個性の強い兄弟たちには、百合が悲しんでいる暇もないくらいにこき使われます。
よかったのかどうか。
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生きていくために忙しくしているほうが、気がまぎ入れるよと、
ふくろうも過去に言われたことがあります。
考えていては埒が明かないことが人生にはありますね。

 

触れられたくない傷には
塩をたっぷり塗られる思いですが、次第に
兄弟たちの事情が明らかになります。

うーん、それぞれがぐれないで生きてるだけで
「大変なんだね、よくやってるね」
と言いたくなるような環境だったみたいですね。

 

女優のお母さんは、子育てにはかかわらない人だったんでしょうか。
ばあやさんがいたのは救いでしょうね。

さらに弟の葵の秘密も知ってしまいます。
なんだか危うい雰囲気ですね。
美しいけれどきつい家族。
そうなった理由がせつないです。
親の愛に飢えているかもしれません。

子どもを何人も養うには経済的に大変ですね。
この家は経済的には困らないようですね。家族としてもまとまりがどうも弱い気がします。

おそらく百合の育った環境ではもう少し、あたたかなものが流れていたでしょう。
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泣いている百合に兄の菫(すみれ)さんが、
「きれいは自分の力で維持するもんだ」
と言い放ちます。酔ったら別人の彼は 「お前も花になる、花はどんな花でもきれいだ」
とまたまた明言を言います。
しらふでは決して言ってはくれないけれど、
やさしさに百合は泣きます。
百合だって寂しいのです。

 

菫さんの妹への近づき方は独特で、
兄弟初心者のゆりは驚きますが、
この薔薇の館の住人たちには、さびしさがありますね。

どうやら弟の葵は百合に嫉妬しているみたいです。
この弟の葵がややこしいことに 女性よりきれいです。

 

百合に秘密を口止めする葵ですが、百合も負けるわけにはいきません。
でも菫と葵の関係は理解に苦しみますね。

 

芙蓉さんのいう兄弟の実感、いきなり入った百合にはありません。
家族も一緒にいる時間が家族を育てるのだと思います。

何かが育つには栄養とかいりますね。どうやらこの家では、
婆やさん以外にはいないみたいです。
子供たちは外側からはわからない様々な気持ちを抱えて大きくなってきたんでしょう。

想像するだけで涙が出そうなふくろうです。

 

では。
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井伊直虎 作・那須田淳  画・十々夜

  • 投稿 2017/01/30 
  • 児童書
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こんばんは、ふくろうです。
今日は那須田淳さんの『井伊直虎』
「戦国時代をかけぬけた美少女城主」でございます。イラストは十々夜さんです。

女性なんですが、男性の名前をもっている御城主です。
実ははじめてお目にかかりました。こうやって取り上げられないと知らずに生きてしまいますね。
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大河ドラマ毎週楽しみにしています。
いったい戦国の世で何がどうなったのか、この本では
わかりやすい物語になっています。

ざっとかいつまんで把握した後で、詳しい歴史の本を読まれるのもいいかと思います。

ふくろうはこういう弱肉強食の時代には生きられそうもないのですが、一人の女性が生きるためにどう行動したのかは気になりますね。

いつの世でも思うとおりにばかりは生きられません。
命を懸けて選択していかなければならない道がございます。
結婚相手を選ぶことも自分の意志ではなかなかできなかった時代です。

生きることが最優先されます。其れほど命のやり取りをせざるを得ない時代でもありました。

この直虎さんは賢い女性だと思います。自分が誰かのためにできることを全力でやって生きています。「この娘が男であれば・・」と言われていました。

女性は歴史の主役になれそうもなかった時代ですね。
でも探せば、いるんですね。

 

歴史の本当の姿は歴史の教科書とはまた別のところにあるのかもしれません。
時間が進むにつれて歴史の真実が明らかになることがありますよね。
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ふくろうはそういうことに出会うと、
今までの歴史で書かれている小説は読めなくなります。
時代が進めば進んだ歴史小説に出会うことになるでしょうね。

楽しみといえば楽しみです。生きていたいですね。
若いころにあれほど好きだった歴史小説が今ではそれほど読みたいとは思いません。
余計な心配ですが、
今は21世紀ですが、さらに時間がたち歴史が進んでいけば、歴史の事件も単純に多くなるなら、歴史の教科書はだんだん分厚くなりそうな気がしていました。
何冊にもなるとか、重さが増すとか、このままでは済まされないのではと、以前は暇な心配をしていました。

しかしそれは書籍の形であって、今では便利なものが多いから、大丈夫かもしれません。
20世紀に夢見た、科学の世界が現実となり、うずもれていた本当の歴史が次第に現れてくるようになるでしょうか。

何らかの変化や事実が突き付けられるでしょうね。
う~ん、ドラマもきっと変わってくると思います。

長生きして歴史ドラマが進化するのもみたいですね。

これは子供も大人も読みやすい本だと思います。

 

では。
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薔薇のために1 吉村明美

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こんばんは、
ふくろうです。

今日は吉村明美さんのコミック『薔薇のために』です。
大好きなので何度でも読んでいます。
外国でもドラマになっていましたね。
素敵なドラマになっていました。
ご覧になった方も多いと思います。

原作は原作でふくろう、こよなく大好きですが、台湾ドラマもとてもよかったです。

どちらも楽しめました。ドラマについてはまた別の機会に譲ります。
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第一巻の第1話「きれいな花には棘がある」。
失恋したヒロインの枕野ゆりは、コンプレックスの塊。
たった一人の家族の祖母を亡くし、天涯孤独になります。

そこで初めて自分に家族が生きていることを知り 尋ねていきます。
母は大女優、美男美女の姉兄弟は 御殿のようなお屋敷に住んでいます。

外見は眩しいほど美しいあたらしい家族は、
強烈な個性を持つ、口に戸がない毒舌人間たち。
祖母を亡くし傷心のゆりはしょっぱなから満身創痍です。
「でもいくところがない」んです。

ゆりは 家政婦扱いです。ふくろうこのあたりで
どうもシンデレラを思い出しました。

 

第一話では子供たちそれぞれが父親が違うことが
わかってきます。
なかなか刺激的な設定のスタートですね。
「家族なんて一緒に住まなきゃ味はわからない」
この菫さんの言葉が心に響きます。
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第1話のタイトル通りに、花屋敷家にいる、メンバーは、薔薇のように華やかですが、とげだらけです。
いいか悪いかは別にして物をはっきり言う人たちです。
美形の姉、兄、弟に振り回される百合でございます。

ショックなことが続いたその先にはもっと厳しい環境が待っていたんですね。
家族は欲しいですよね。ふくろうが百合だったら、やっぱりそう思います。
若いからか、何とか生きていこうとする百合はタフですね。打たれ強い子だと思います。

大体不幸とか、つらいことって一度に来てほしくないですね。
でも世の中には不幸の多角経営みたいに、一度にいくつもの困ったことに出会うことがあります。

ふくろうにも経験がありますが、順番に来てよねと思ったものです。
逃げるわけにいかないのならいっぺんに来なくてもいいのにと思いませんか?

寂しい人生を生きてきた百合の激動の人生が始まる予感ですね。
今までの環境とは何もかも各段に違う環境に住むことになります。
本当に何もかも、ですね。

でもピンチはチャンスでもありますね。百合は根性ありそうです。
とにかく就職したと思いましょうか。働いて食べていけることは
大事です。

後はそれから考えればいいんです。

ではまた。
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心配事の9割は起こらない 枡野俊明

  • 投稿 2017/01/28 
  • 人生
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こんばんは、ふくろうです。
今日は枡野俊明さんの『心配事の9割は起こらない』でございます。
減らす、手放す、忘れる「禅の教え」について考えます。
読んで心が落ち着きました。感謝です。

この本のタイトル、一言でいいきっていますよね。以前からすごく気になっていた本です。
そうだといいなと、心配性のふくろうは思いました。
振り回されがちな自分の人生を、何とかしたいと思っていました。
この本、もっと何十年も若いころに読んでいたら、共感も少なかったかもしれません。
還暦過ぎて、いろいろ苦労もしてきた今であるからこそ、ふくろうには、すんなりと共感できる気がしました。
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年齢を重ねるということ、いろんな経験をしてきたということが、無駄ではなかったなと思えるこの頃、自分主体で生きることの大切さを実感しています。

何もない人生というものはなく、ただ前を向いてひたすら歩いてきたとは言うものの、
落ち着いて何かを考える時間があまりなかった気がしています。
余裕をもって子供たちと向き合えていなかったかもしれません。

失敗のない親はいないと思いますが、後悔のない人生もないのだと思います。

 

この本には知りたかったことが書かれていました。
生きるのに何を大事にするのか、自分の場合、なかなか迷って決められずに
長い間生きてきました。

 

「限りなくシンプルに生きる」これはいい言葉だと思います。
心配性のふくろうは心配事の先取りをしていたように思います。
減らす、手放す、とくれば、やはり部屋の片づけなども同じことですね。

ふくろうは片付けやゴミ出しを続けながら、動いて何かを変えていけそうな気分になりますね。
人生を変えるならまず身の回りをスッキリさせていくことだと思っています。
あまりにものすごい量なので、手の届くところから始めています。 親の介護もかかってきたこの頃では、物を捨てることも非常に重要な問題になっています。

とにかく 続ける以外に方法はありません。追い詰められている状況ですね。
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この本でいいなと思ったのは、情報の『暴飲暴食』をしないようにと書かれていたことです。余計なことは検索しませんね、ふくろうも。
だからこそ自分の意志や、自分主体の人生のシナリオが要ります。
理屈ではわかっていても、それを形にするにはなかなかですよね。
さらに、「朝」を大切にすることは、うなずけます。

最期について、これも考えておきたいと思います。
誰かに何かを残したいとすれば、直接は子ふくろうたちにでしょうか。
独り言になるかもしれません。
「この世で人間やってきて面白かったなあ」と、さわやかに次のステージに旅立つのが
夢ですね。
あと、旅立ちの時に、子ふくろうに一曲楽しい曲でもピアノで弾いてもらえたら
最高だと思います。
いまのところ、自分のシナリオはその程度ですね。

では。
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