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veronica MARS  第4話 詐欺師をやっつけろ 

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こんばんは、ふくろうです。
今日は『verinoca MARS』「第4話 詐欺師をやっつけろ」でございます。

ヴェロニカの親友のリリーは、時々回想シーンや妄想シーンで登場してきます。
面白い子ですね。
人なつっこくて、財閥を鼻にかけない感じに見えますね。すくなくともヴェロニカと親友なのは好感度です。

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いたるところでリリーが、例えば回想シーンとか、ダンカンの幻覚とかで
出てまいります。神出鬼没なんですねこのお姉さんは。

ヴェロニカも何かにつけて、リリーの思い出がフラッシュバックします。
リリーの亡くなった理由を納得できないヴェロニカです。

リリーは、もう亡くなっているいるので、各自の思い出の中にいます。
奔放な感じの子ですね。ダンカンと双子の姉ですが、両親の期待はダンカンに傾いていて、
リリーは弟と平等には扱われていないと思っています。
ダンカンは今のところ親の言いなりみたいに見えますよ。
成功者の二代目は何かと大変でしょうね。

ヴェロニカとは別れさせられたみたいです。
心に傷が残っているでしょう。

ところでヴェロニカ、リリー、ローガン、ダンカンの4人でリムジンの車中でパーティしています。
いけない4人組になっていますね。お酒は反則ですよ。
成長期ならね。
4人ともべろべろだとしたら、運転手付きですかね。
気になりますね。だれが運転していたのか。

この子らはあまやかされていて、危機感とかがないのかな。
経済的に苦労がないと、お金の使い方がわからなくなることもありますね。
この中でヴェロニカだけは労働しています。
一番普通の経済感覚を持っていると思います。

さて今回はウォレスの友達のジョージアという女の子が詐欺にあいます。

これねえ、騙されるほうも、どうして?騙されたいの?
って聞きたいふくろうです。

お金を持っている女の子は、自分で稼いだものではないのかな。
自分で稼いだら、使い道をもっと考えると思うんですよ。
それにどうしてそう簡単に怪しい話に乗っちゃうんでしょうか。

ヴェロニカと一緒にウォレスも捜査しますよ。探偵は一人何役もこなす役者ですね。
捜査に当たってヴェロニカの頭にはシナリオがあるのでしょう。
変装、潜入捜査を見事にこなしますね。
声色、人格もたくさんこなせそうですね。
捜査中のヴェロニカの独り言も楽しいですね。
パパにも手伝ってもらっています。パパもすごい役者だと思います。

ヴェロニカは仕事の切れる高校生ですからね。
臨機応変に捜査をしながら、次々に確かな手を打ち出します。
なんかこう、サクサクと進んでいるのが爽快です。

ザックザック出てくる悪いやつをこういう風にスピーディに処理していかないと、
世の中大変なことになりますよね。

ふくろうも知らないことが多いのですが、なるほどそういう手があるのかと
勉強になります。科学、進歩してるんですね。

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パパの仕事を見ているせいか、ヴェロニカは後を継げそうです。この子は宝です。
悪い奴を知恵で出し抜くのは見ていて気分がいいですね。

シリコン・マフィアの二人組の収入減を突き止め、ジョージアがだましとられたお金を取り返します。警察には突き出さないけど、ヴェロニカはこの二人組をFBIに通報しておいたと言ってました。ヴェロニカはここでカフェインの取りすぎを注意していましたね。えらい。

一方、リリーの追悼行事が行われます。
この日のためにローガンが必死でビデオを編集していましたね。ヴェロニカが持っていたビデオも一役買ったと思います。
思いのこもったリリーへのはなむけでした。
ローガンのリリーへのおもいがみてとれました。本当に好きだったんですね。
マジで頑張っていましたよ。
ほかの時とは大違いでした。出来上がったビデオもかっこよかったな。
リリーらしくて笑顔になりますね。
親御さんは泣くと思います。

高校生のころ、若くして逝った友達、ふくろうにもいます。
仲が良かったので、亡くなったときにはぼうぜんとしましたね。新盆に白い灯篭を届けた記憶があります。

ヴェロニカはトロイと付き合っていますが、パパのチェックはなかなかです。
このパパをだまそうなんて、トロイも甘い甘い。パパは有段者ですから
ちくちく探りながら王手を指します。この男同士の会話のシーンが笑えます。

パパとしては娘との会話が減ってるのはトロイが原因だと思ってます。
この父娘はお互いの動向もちゃんと把握しながら暮らしています。
さすが探偵同志ですね。

ラストで、リリーを思い出したんですね、ヴェロニカは。
夜、帰りに裸で泳ぐ気になったのはこれもリリー追悼かなと思いました。
夜の海が優しい生き物に見えました。
神秘的なシーンです。ここ大好きです。
ヴェロニカの中で何かが変化したのかなと思いました。

それから、ヴェロニカはデートが楽しめたのかなと、ふくろうは気になりました。
では。
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颱風とざくろ  石坂洋次郎

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モーニング!ふくろうです。
今日は石坂洋次郎さんの『台風とざくろ』でございます。
タイトルはどういう意味なんでしょうか。
最後に明かされますよ。
「台風とざくろ」は、昔テレビドラマで見たことがあります。
主人公の英子は大好きな松原智恵子さん。
石坂洋次郎さんのドラマで主役はいつも
松原さんが出ておられて、ふくろうの憧れの女性でした。

ふくろうがドラマを見たのは中学生の頃だったと思います。

このドラマの主題歌「あこがれ」を森山良子さんが歌っておられましたね。
素敵な曲です。それから挿入歌の「並木よ」これもいい曲でしたね。

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このお話では面白い会話がたくさん出てきます。
会話が多くてちょっとふくろうは読むのに時間がかかりました。

英子は恋人で先輩の一雄を山岳事故で失います。
いきなり物語はここから始まります。
二人の馴れ初めや思い出はそのあとから語られます。

二人が出会ったことでそれぞれの家族の付き合いも
始まります。
そこで交わされる様々な会話が心に残る作品です。

設定が、産婦人科医院と葬儀屋の家族のとりあわせなので、
何かと人の生と死の話が出てきます。

性の扱い方も、作者の人柄がよくでています。
さわやかで新鮮で、胸を打つ描写がすきですね。
健康的な人間像が魅力だと思います。
前を向いて真摯に悩み、進んでいく人々がいます。

口は悪いけど、心はあったかい人々が、交流しながら、
主人公の英子の青春が進んでいきます。
ふくろうとしては英子の将来に興味がありますね。

悲しみを乗り越えてどういう風に未来を創るのか。
作者の人生経験豊富な暖かさが伝わってきます。
会話の言葉一つ一つが新鮮で、ふくろうの心に響いてくるのです。

若いころこんな家族にあこがれたものでした。
ユーモアと知恵が詰まった物語。
石坂さんの小説を読むと忘れそうになっていたなにかを
思い出すのです。

ふくろうが「青春」ということばですぐに思いつくのは、
石坂さんの小説のタイトルなんですね。
そのイメージを心に入れていると、夢が見られそうでした。
少なくとも勉強になりました。

いまでも、それらの物語のなかに行って見たいと思い続けていますね。
永遠にそこにある世界に。

タイトルの意味は何だっけ?
と考えていましたが、最後にわかります。
このイメージがひらめいたと石坂氏は語っています。

ふくろうも、自分の脳裏にイメージを浮かべてみて、
自分なりでしょうけど、すごく新鮮な感じがしました。

この物語には悪人が登場しません。
その意味では安心して読めました。
悪人を登場させなくても、平凡に見える人生でも、
実は見た目ほど平凡で簡単なものじゃないんだ、
と思いました。

昭和40年代の作品なので、今の時代の世相や青春模様と比べると、
当たり前ですがずいぶん違いますし、
平凡に見えた両家の両親の人生も決して
平凡で片づけられるものではなかったのです。

英子がいつどうやって一雄の死から立ち直って
新しい愛に生きる決意をするかを知りたいと思いましたね。

英子自身もさらっといろんなことを言っているように見えますが、
心の中まではさらっとはしていなかったと思うのです。
愛する人を失った後は、神経も含めて体も動けないというか、
声を上げられないような状況だと思えるのです。

よく、「時間が薬だ」となくなったおじが言っていました。
「人ひとりいなくなる」事の意味はどんな人にとっても
重いはずです。

乗り越えるための時間を過ごすわけですが、
決して一人ではない。
自分の家族、一雄の家族とともに生きてきたんですね。
そういう人たちが存在するって、幸せですよ。

性の問題についても歯に衣着せずみんなが語れるような
明るい家庭です。拓けている家庭ですね。
ここまで語れる家庭はなかなかないかもしれません。

英子の言葉は時にきつい感じもするのですが、
語れる言葉から出していたのでしょう。

英子と二郎の恋も、周囲から見れば、進行の速度が遅い
と思われていました。
ゆっくりと時間をかけて心が寄り添う関係ですね。
落ち着き払っているようでも情熱がないのではありません。
タイミングって、両方が熟す時期のことだと思いますね。

ともあれ二組の結婚式が行われたことは間違いがないと思います。
昭和のドラマ、またみてみたいとおもっています。
今見たらどう感じるでしょうね。

そこもまた興味があります。

石坂洋次郎さんの作品は、何だろう、
ふくろうはいつも若葉の中にいるようなそんな感覚です。
何度でも行って戻ってまた行きたい世界、なつかしい昭和の作品です。
では。
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水野英子名作選 白いトロイカ 第2巻

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こんばんは、ふくろうです。今日は『水野英子名作選』、「白いトロイカ 第2巻」でございます。
ロタの歌の才能は次第に認められていきます。
窮地を救ったお礼に、青年貴族レオの家に引き取られたロタはロザリンダと
名前を変え、貴婦人教育をうけます。
偶然にも実名がロザリンダなんですが、そのことは本人は知りません。

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ロザリンダにとってはとても幸せな時間です。
お姫様になるのもなかなか大変ですが、
ロザリンダには気品が備わっています。

さてそうなるとレオの婚約者のナタリアは
穏やかではいられません。

親同士が決めたわけですから、はなはだ
心もとない関係ですね。

切ないナタリアですが、お父さんは厳しいですね。
力不足と言われてもナタリアが気の毒になります。
ナタリアは嫉妬にかられてロザリンダを追い詰めようとします。

けれど皆様、こういうのは逆効果でしかないですよね。
もともと結婚の意志がないレオの心は離れていきます。
ナタリアもかわいそうだと思いましたね。

レオもロザリンダに恋をしたんですね。
この時代に特権階級の貴族は数にしたら一握りですよね。
ほとんどの人々は苦しい生活にあえいでいました。

レオは不平等な世界を変えようとしていました。
さて黒い鷹となったコザックのアドリアンも
ロザリンダを愛していました。

手の届かないところに行ってしまったロザリンダを
思いつつも、歌を聴いて身を引くつもりでしたね。
こういう生き方もかっこいいですね。潔いですね。

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レオとアドリアンは敵味方に見えましたが、
実は革命に関しては力を合わせることになっていきます。

そしてロザリンダもフョードルの娘として同志のために
働きます。
アドリアンもロザリンダにとっては大切な存在です。
どちらも守りたいロザリンダは悩みます。

ロザリンダの幸せを願う二人の若者の真実の愛に
ふくろうは感動しました。
ふくろう的にはレオの軍服も素敵ですが、
アドリアンのコザック服もかっこいいと思います。
馬に乗れるってかっこいいですね。

やがてレオは革命に命をささげて亡くなりますが、
その後のロザリンダは故郷に戻って
どんな人生を送ったのでしょうか。
激動の時代から、戻ってきてどんな人生を送ったでしょうか
ふくろうは、アドリアンがロザリンダをきっと大切に
守ったと思います。
生きていることの幸せを感じながら二人は生きたでしょうね。
レオも見守っていたでしょう。

ふくろうはこのドラマティックな物語を何度も読み返し、
少女の頃の気持ちを思い出しました。
とても幸せでした。

心の栄養になるコミックだと思いました。しみじみと外国を旅してきたような、
心地よい疲れが感じられましたね。
子どもの頃も今も、ふくろうは変わらずこの物語が大好きです。

美しく格調高い作品だと思います。
半世紀たってもちっとも色あせない作品です。
この物語の世界が永遠に存在する、そんな気がします。
ふくろうにとっては、行って戻ってまた行きたい世界です。

ではまた。

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水野英子名作選 白いトロイカ 第1巻

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モーニング!ふくろうです。
今日は『水野英子名作選』、「白いトロイカ 第1巻」でございます。
子供の頃、夢を見させていただいた名作でございます。
子どもの頃の楽しみはコミックを読むことと、テレビでアニメを見ることでしたね。

そこには夢がありました。見たこともない夢でした。

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実はこの物語全部読んだことがありませんでした。
だから今回本当に、夢のようです。
水野英子さんのコミックが大好きでした。
なにかこう、優雅で素敵な夢の世界が広がっていましたね。

コミックを読んで、見たことのない国へのあこがれを抱いて、元気をもらっていました。
ふくろうにも未来に素敵なストーリーが待っているかもしれない。
そう思えました。

美しい装丁にうっとりでございます。
トロイカとくれば雪を思い浮かべますね。
読み始めると夢の世界に入っていく感じです。

手に取っただけで深い深い物語の世界に
足を踏み入れる気がします。
波乱万丈で、ドラマチック。
ときめきながら読んでしまいます。

なんせ、半世紀も前に読んだきりで、なかなか探せずにやっと、またこの作品にたどり着きました。
水野英子さんの作品はいつだって心に深い足跡がのこります。
幼いふくろうには、知らない世界が広がっていました。
当時、本気でこのお話の主人公になりたかったですね。

水野英子さんの描かれる男性主人公は、本当に素敵でした。

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ロシアの大地、コサック、歌姫、恋など、
少女の心をつかんで離さない魅力的なストーリーは、
永久に心に残りますね。

現にふくろうは半世紀超えても覚えていましたからね。
どこがそんなによかったかといいますと、
素敵なラブストーリーであること。
それからヒロインのロタが歌うシーンですね。

歌の内容がとても素敵です。
画面からロタの歌声がふくろうにも聞こえてきましたもん。
何て美しいお話なんだろうと思ったものです。

ロタは幼児の頃実の両親とは悲劇的な別れをします。
ですが、母親譲りの声がロタを歌手になる夢に導いていきます。

子供の頃読んでいて、歌うってなんてすごいんだろうと
思っていました。

歌のためにロタは危険を顧みずペテルブルグを目指します。
困った時に助けてくれたレオに惹かれるようになります。
女の子ならこういう恋にあこがれますよね。
正統派のラブストーリーです。
半世紀たって読んでも色あせていません。
ふくろうの心に再びしみこんできました。

国家の体制が覆されるときに、圧政に苦しむ人々が
どんな行動をするのかもきちんとえがかれていて、
骨太な歴史漫画だと思います。

水野英子さんならではの奥深い作品ですね。
読みながら風も雪も体験してしまいます。
胸を打つストーリーです。

しかし恋するレオにはナターシャという婚約者がいたのです。
この恋、どうなるんでしょうか。恋に障害はつきものですね。

この第1巻にはもう一作『にれ屋敷』が入っています。
こちらは悲恋でありながら幸せな恋が描かれています。
人の心の切なさとか愛の強さを感じましたね。
こちらのほうは完結です。

次巻でまた。

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犬になった王子 君島久子 文 後藤 仁 絵

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こんばんは、ふくろうです。今日は君島久子さんの『犬になった王子』でございます。
絵は後藤仁さんです。
この民話は生まれて初めて読みました。
絵がとってもすてきなので手に取ったのですが、
素朴で力強い物語です。
絵本の中からいい風が吹いてきました。

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チベットのプラ国の王子、アチョは国を豊かにするために
山の神リウダのもとに出かけることを決心します。

王とお妃の引き留めるのも聞かず出かけますが、
このたびはとてつもなく危険なたびでした。
家来たちは次々と命を落し、アチョはとうとう一人になってしまいます。
一人しかいない子供ですよね。
この王子様は跡継ぎだと思いますが、本来なら温存しておきたいところだと思います。
しかし、若者の気持ちは一途ですね。

親の言うことをはいそうですかと聞くだけでも少し寂しいかもしれません。
アチョ王子、覇気のあるところはほめたいですね。

でもまだこの物語は序の口です。やっとのことで、
リウダに会うことができますが、
アチョが手に入れたいタネは蛇王が持っているのです。
しかもこのあとの苦難を予言されます。

先のことがわかっていい点は対策を講じられることです。
可能であれば。

なんか命がいくつあっても足りそうにない感じですね。
厳しい状況で苦難を覚悟でアチョは進みます。
蛇王の洞穴に忍び込むアチョ、
やっとのことで大麦のタネを手に入れます。
大冒険でございますよ。
無謀ともいえるアチョの冒険ですが、やるしかないことは人生にもままありますね。

このページのアチョ王子がとても美しく凛々しいお顔です。
若くて何者をも恐れない勇気があふれている絵です。
とにかく美しいのでふくろうは見とれておりました。
この東洋の若者から光が出ています。
後藤仁さんの絵は本当に美しいですね。
アチョ王子、いくつくらいでしょうか。まだ十代にも見えますね。

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この後もことはそう簡単にはいきません。
王子は蛇王に金色の犬にかえられてしまいます。
ワイ~~~~ン。

犬になったアチョはロウル地方にやってきて山の神の言っていた
心から愛してくれる娘をさがします。

この娘、名をゴマンといいます。美しいゴマンは犬とタネをまきます。
そして秋、娘も嫁に行く季節になりました。

果物をなげつけられた若者が婿に選ばれる風習です。
これは初めて知りました。
さてゴマンの婿になりたい青年は多いようですが、ゴマンは
果物を犬の胸元に落としてしまいます。

これでゴマンは笑いものになり親から追い出されます。
なんでそこまでと思いますよね。
こうやって家なき子となったゴマンと犬。

ここで王子は犬になったわけを自らゴマンに語ります。
犬がいきなりしゃべるんですが、
二人には揺るがない赤い太い糸があったようですね。

行く先々でタネをまきながら国に帰っていくなんて
素敵ですね。
そのあとをゴマンはおいながら進みます。
やがてプラ国が見えてまいります。

犬が現れて王子に変わります。
苦難の後に訪れる幸せに乾杯ですね。

心がじわっとふくらむお話です。
人が一粒の種をどんなに苦労して手に入れてきたか、
雄大なチベットの物語によみがえります。
こんな風に
人の思いが世の中を変えてきたんですね。

お子様と一緒に味わうのにふさわしい上質の民話だと思います。
では。

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心霊探偵八雲 secret files 絆 神永 学

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こんばんは、ふくろうです。
今日は神永学さんの『心霊探偵八雲』「secret files 絆」でございます。
表紙は思春期の八雲です。
今回は八雲の生い立ちが語られます。
晴香は一心に八雲の過去を聞きに行きます。

そうですねえ、ふくろうだっても、聞きたいかな。
思春期の八雲はどんな少年だったのか。

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それにしても壮絶な運命を背負った子ですね。
そしてその八雲を見守る母方の叔父一心の
覚悟がわかります。
運命はそれを生きてる本人には断りなく
決まっているのでしょうか。
それとも生まれてくるときに、そういう契約を交わしてきたのでしょうか。
凡人のふくろうが頭をひねってもわかりませんね。

さらに奈緒との関係もあきらかになります。
いやもう、なかなかわからなかったので、
ここまで考えて書かれた著者に感謝したいです。
読んでいて本当に面白いです。

運命の糸で結ばれた人たちの過去にふくろうは涙しました。

この年頃の八雲にはかける言葉が
なかなか見つからないのですが、
それでも、ふくろうは
「この世に必要でない人なんていない」と
言ってあげたいですね。
君が生きているだけでありがたいと思う人がいるのだと。
君は愛される価値があると。

八雲が今ここに生きていてくれるだけで、ふくろうも
ただただうれしいですね。
よくぞ生きていてくれたと思いました。

疾風怒濤の思春期を八雲はどんな気持ちで
過ごしたのか。
ふくろうも心が痛みます。
子供らしく胸を膨らませることがなかったのかもしれません。
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叔父の大きな愛があったからこそ、苦しみながらも
生きてきたのでしょうね。
どうしたらいいかわからない、と八雲が言うのは、
生い立ちが関係していますね。

痛ましい限りの人生の連続を八雲一人が受けて立つって、
逆境のありよう、ひどすぎませんかね。

人生の始まりから、絶対的な基地であるはずの
母親との関係が悲しい。
そりゃあ理解できなくても仕方がないでしょう。
成長とともにゆっくりと明らかになる様々な事実をたどって
組み立てなければならない八雲は大変だったとおもいます。

八雲とかかわろうと奮闘する担任の高岸明美も、
必死で生きていた一人です。一心との関係も
今まで明かされなかった部分がこの巻では明かされます。

後藤刑事と八雲の関係も長いです。
このころから事件にかかわっていたんですね。

いったいこんなややこしい状況を
支配してきた黒幕は誰なのか。
辛抱強く待って、
八雲は母親の気持ちにたどり着くときが来ます。
人は自分の存在を肯定して生きていかなければ、
やってられませんよね。

それは誰かの手にゆだねるものじゃないです。
生きるのに誰かの許可は必要ない。
成長した八雲がいっていましたよね。

ラストで現在の八雲が出ていますね。
晴香に何やら言い訳めいた発言をしている八雲が
おかしくなります。

思春期を抜けて、現在の人間関係にいたり、
八雲は成長してきています。

そっけなくて不器用な発言が多い八雲ですが、
人としてはやさしいです。

人は言葉ですべてを伝えられるわけではないでしょうが、
そうすると、あとは感じることでしょうか。

八雲の気持ちを感じることができる人たちが
八雲の周りにはいます。
八雲は人の気持ちがわかる青年ですからね。

今後も見守りたいふくろうです。

ではまた。

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DVD 「舞台版」心霊探偵八雲 魂をつなぐもの  神永 学

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こんばんは、ふくろうです。
今日は「舞台版 心霊探偵八雲」「魂をつなぐもの」でございます。
このドラマはテンポのいいヒューマンミステリーだと思います。
高飛車で取りつく暇もない超皮肉屋の八雲が、
難解な事件を解決に導く、面白い舞台でございます。
笑うことがない青年、八雲です。

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おかしくもないのに、笑えるかと、八雲に言われてしまいそうですね。

この舞台は八雲の書籍でいえば
1巻と2巻の内容を扱っています。

八雲と晴香の出会いや後藤刑事と石井刑事も
最初のころから見られます。

複雑怪奇な物語です。
あの世とこの世も巻き込んで
こんがらがっている糸を八雲が解いていきます。

俳優さんたちのイメージも、本を読んだときと
ほとんど一緒で違和感がなく、
さらに舞台ならではの視覚的な工夫が至る所に見られて
とても楽しいです。
特に八雲役の俳優さんの声がふくろうは好きです。
姿も八雲のイメージですが、
こんな声で八雲はしゃべりそうな気がするんですね。

テンポよく進行していくドラマの中で、
人の思いをきちんと表現しています。

けだるそうな八雲は最初からかっこいいですね。
何でも上から目線で語る青年ですが、
心の中には苦しみを抱えています。
一見暗くて不愛想に見えますが、
そこはそれ、ふくろうだって外見だけで人を判断することはございません。

八雲の態度がいつもMAXなのも、
ふくろうにはある種の武装に思えます。
それほど傷ついてきたのかと。

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八雲は、右目では現世を左目では幽霊を見て話ができます。
幽霊の説得をするんですよ。

複雑な事件のクローザー(辞書には閉じるもの、とありました)が八雲の役割でしょうか。
人の見えないものが見えるからこそ、
未解決なものが解決できるんですね。

PSYCHIC DETECTIVEとあるように、
この手の事件では、
推理や操作能力は素晴らしいですね。

こういう能力がなければ
たぶんこんなことはやっていなかったと思います。

こういったドラマの形をしていますが、
人の心や世相の中のやるせない事件、
さらに加害者や被害者の心の闇を暴いていて
興味深いです。
実際に解決には、後藤さんとか石井さんとかが八雲を信じて、
協力してくれますから、うまくいきますね。

現実にドラマではなく、八雲のようなふしぎな力を事件解決に生かせたら、
世の中もっと変わってくるでしょうか。

そういう力を捜査に活用するには、その力を信じて実証する必要があるかもしれません。
日本ではあまり聞きませんね。

今のところ捜査方法として、認められているのかいないのか。
時々テレビでも、そういう捜査をやっているのを見ますが、
検挙率はどうなんでしょうね。

冷徹に見える八雲が晴香をうるさそうに扱いながら
次第に大切にしていく様子が見ていてわかります。
晴香がピンチの時の八雲の行動力は頼りになります。

後藤刑事と石井刑事のやり取りも楽しいし、
ドラマが暗くならない笑えるシーンもあります。
楽観的な登場人物は大事です。
逆境は楽観的にとらえてまいりましょう。

善意の人々が不器用ながらも力を合わせていく姿が
すがすがしいです。

誰でも心の闇がある、その意味もなんとなくわかります。
でもみんな生きていていいんです。

「生きるのに誰かの許可は必要ない」
そう言った八雲の言葉が心に残ります。

本は俳優さんとか脚本家さんによる対談になっていて
こちらも興味深いです。

では。

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veronica MARS 第3話 ジョン・スミスを捜して

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こんばんは、ふくろうです。
今日は『veronica MARS』「第3話 ジョン・スミスを捜して」でございます。

IT長者の息子ダンカンの生活は何とも暑くるしいですね。
うつのための薬を親にわからないようにダンカンは捨てています。
お医者様の判断を仰いだほうがいいんですのに。
この家にいたら子供は元気出ませんね。

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ダンカン・ケインがふくろうにはお坊ちゃま君に見えます。
親の期待がダンカン一人にのしかかっている感じですね。
ダンカンはいい子ですけど、いろんなことを親に相談できるのかな。
ドラマでは、行動や発言がすこしおかしいときが出てきます。
死んだ姉のリリーの幻覚が現れるとき、リリーが意味深な言葉を言います。
不気味です。

さて、ヴェロニカはジャスティンに父親捜しを依頼されます。
長い間会っていませんから、名前以外わからない状態なんですね。
ヴェロニカはどんな手を使って捜査するのでしょうか。
ワクワクします。
パパの娘なのできっと賢い方法でやりますよ。逆探知も使います。

このドラマではヴェロニカが車を運転してすいすいといろんなところに行けますね。
高校生でも車の免許があれば、生活が広範囲になりますか。
しかし、探偵業には必要ですね。
アメリカの道路は広そうですね。

ところでちゃっかりウォレスもヴェロニカ探偵の助手をやらされています。
ウォレス、いい友達ですね。

一方ヴェロニカはトロイと付き合い始めていますが、なかなか積極的になれません。
考えてみれば、この高校生は普通ならへこんでもおかしくない状況に置かれていますよね。
元カレとは別れさせられたし、ママは失踪中だし、パパには言えない悩みも抱えています。
ダンカンがまだ忘れられないんでしょうね。
切ないです。

トロイもいい子ですよ。普通に健康的です。思いやりはありそうですね。
ドラマの端々に、ダンカンもヴェロニカを忘れられないんだろうなと思えるシーンが出てきます。
この子も素直ですね。

孤立しようがしまいが、パパの言うように、「本当によくやっている」と思いますね。
優しいし、働き者だし、この先が楽しみな娘ですよ。

ふくろうから見たら、逆境で逞しく生きている勇敢な子ですね。
やがてヴェロニカの捜査が実ってジャスティンの父親の手掛かりが見つかります。

パパも[ママを悪者にしたくない」というのですが、ヴェロニカの言葉が印象的でした。
「町に残るのはヒーロー、町を去るのが悪者」だと言い切ります。

ママを許せない気持ちがあるのでしょうね。
家族の問題が子供の人生に影響します。
大人にも事情があるでしょう。
こんなに複雑な時代、いっていくところがないですね。

ヴェロニカにはママの居場所は見当がついています。

また、ダンカン達のグループで遊んでいるとき、ダンカンは奇声を上げ、とび降りてしまい、
ケガをします。
これはそろそろやばそうですよ。

心配したヴェロニカが医者につれていきますが、言動がおかしいです。
病めると副作用が出るとドクターに言われます。

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ジャスティンとヴェロニカは筆跡からジョン・スミスを見つけていきますね。

家を突き止めて、目星をつけたおとこが「息子はいない」というのですが、
そこにかえってきたのは、ジャスティンが驚くジョン・スミスの姿でした。

これはふくろうも意外でしたが、あることですね。
傷心のジャスティンはヴェロニカの話を聞きます。

姿は想像していたパパの姿ではなかったけれど、150キロの遠距離を息子に会いに来ていたんですね。
ふくろうは気がつきませんでしたが、ジョン・スミスさんは
大変な人生だったと思います。
黙って姿を消したのは、言えない事情があったからです。

スミスさんの奥さんも、大変でしたね。
そしてジャスティンも苦労しました。
みんな、大変だったんです。

それぞれが幸せになる道が開けてほしいです。

その後のジャスティンは、大人になりました。
偉いですね。
働きながら親の問題も受け止めています。感動です。

なかなか、できないことだとふくろうは思います。

この回のラストあたりではいい意味で裏切られます。
面白いです。

ダンカンの幻覚もどんどん加速しますね。
自分で怖くなってくるでしょう。

ベロニカはトロイに寄り添ってもらうのかな。
誰かパパ以外に、暖かい人がいたらいいですね。

ママを求めても得られないなんて切ないですね。ふくろう泣きそうです。
家庭には複雑なことがたくさん起きますね。
嵐を追いかけるってヴェロニカは言ってました。

このDVDは音声を切り替えて、日本語吹き替えでも聞けますが、
ふくろうは、音声は英語で、日本語字幕のほうが
視聴しやすいです。

リズムと、それから俳優さんの生の声のほうがぴったりきます。
いろいろ替えて何度も視聴するのも楽しいです。

ヴェロニカ・マーズはそれほど好きなドラマです。

では。

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DVD「舞台版」心霊探偵八雲 いつわりの樹 神永 学

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こんばんは、ふくろうです。
今日は『「舞台版」心霊探偵八雲』、「いつわりの樹」でございます。

ふくろう、舞台の楽しさを味わってわくわくしました。
今回の舞台は客席が舞台を取り囲む形に
なっていて、とても面白いやり方だと思いました。

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こんな風にまじかでシーンが見られるのは楽しいでしょうね。
一つの場所を何通りにも見せることができるって
本当に楽しいです。
演劇って、どういう場所で見せてもらえるかによって、気分が大いに変わりますね。

観客との一体感がうれしいです。
演劇ってどこで演じるのかによって、様々な工夫ができますね。
この頃は、世界中の様々な場所で演劇やら歌舞伎やらが上演されています。
大変興味深いです。

料理とお皿ではないですが、
どのお皿に盛るのかによって、見え方もまた違うのだと思います。

劇場で見る楽しみは演技者が近い距離にいて、
それを見ていられる観客も、感動するんですね。

この物語は舞台に向いていると思います。
作者が脚本も手がけています。

この舞台版の八雲は、割と少人数で効果的に物語をすすめています。
演出が楽しいですね。
観客にわかりやすいです。

人間同士の会話の中に八雲が存在することによって
霊がかかわってきます。
なので、
霊と八雲の会話も観客は同時に見ることができます。
目の前でそれを表現するのは面白いですね。

登場人物たちはもちろん見えていなかったりします。
それを考えると面白いと思います。
見える人と見えない人がいるということ。
もちろん観客はみんなわかっています。

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このお話は幽霊に関してを言っていますが、
世の中には人の気持ちが見える人や
そうでない人も見かけます。
ふくろうには、
この物語は決して特殊な世界だとは思えないのです。

誰でも、感覚的に鋭いものを持っていると思います。
人によってどの感覚化は違うとしても。

今回は石井刑事の悲しい過去もわかってきます。
支配的な人間から逃げられなかったことが
しこりになっています。
正直でやさしいから利用されるばかりでしたね。
わかるなあ石井さんの気持ち。

悔しかったでしょう。
絶対許せない気持ちになりますね。
石井刑事よく頑張ったと思います。あっぱれ。
人として立派です。

人間の形をしていても人間の魂が入っていないと、
おかしなことをやってしまうんじゃないかな。
でも最後で石井刑事に「ありがとう」
と言って消えていきましたね。
よかった。本当によかったですね。
石井さんがある意味報われた瞬間です。

クールで皮肉屋の八雲ですが、
こういった人の苦しみはよく理解しています。
八雲はつらい思いを持った石井刑事をだきしめています。
感動ですよね。
八雲も石井刑事も二人とも、暖かさでおおわれて、過去より一歩前に
踏み出せると思います。

認め合う。自分もよく頑張ったと、自信になりますよね。

ヒューマニズムを感じます。これはそういう物語ですね。

全編を通じて音楽がユニークで面白いですね。
和風な感じもあってふくろうは好きです。

演劇の面白さを堪能できました。
舞台って本当に素敵ですね。
DVD ブックなら何回も見られます。

ではまた。

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DVD 「舞台版」心霊探偵八雲 魂のささやき 神永 学

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皆さまこんばんは、ふくろうです。
今日は八雲の「舞台版」でございます。
DVDブック、脚本がついています。

舞台で上演された『心霊探偵八雲 魂のささやき』を発見して驚きました。
動画で見られるとは思いませんでした。
アニメ、書籍、舞台など幅広い八雲でございますね。

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いきなり舞台版のDVDを見つけてうれしかったふくろうは
舞台のセットはどうなのだろうかと、
興味深々で早速見て見ました。

実写版で視覚的に鑑賞できるのはありがたかったです。
アニメになっていたのは、子ふくろうからの情報で知ってはおりましたが、
実写版が断然ふくろうには楽しかったですね。

演劇の楽しさを十分に味わえました。
だってミステリーですからね。
舞台でこの物語をどう表現するのか、
見えるとか見えないとかをどうするんだろうと素朴な疑問をもっておりました。

見てみたら、舞台ではそういう風にこの世界観を表現するんだと、納得いたしました。
どのくらいの広さの舞台かとか、お客様との距離とかもよかったです。
この劇場であの客席で見るなら、こんな感じなんだと、感動しました。

芸術の表現の工夫は面白いですね。舞台ならではの楽しさがございます。

演劇の八雲も見に行きたいと思いましたね。

これはDVD BOOKなので、DVDと脚本が載っています。

心霊かかわりのドラマを舞台でどんなふうに
表現するのだろうと興味津々でした。

DVDの舞台のほうは舞台らしい工夫があって
楽しめました。
ミステリーでしかも心霊もありで、
時間内に内容ををわかりやすく見せてくれましたね。

実際に舞台でやるとなると舞台という制限はありますが
書籍でも楽しかったけど、
舞台での八雲の活躍もかっこよかったです。

ふくろうのイメージ通りのイケメン八雲でした。
ワイシャツにズボンだけの衣装ですが
学生だし全然かっこよかったです。

質素な感じがとてもよかったな。
ストーリーも最後まで謎を追いかけながら
解決に導いていきます。

最後の後藤刑事のセリフが泣かせます。
グッときました。
そういう風に言ってくれる人がいたらしあわせですね。

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本の巻末にあるオリジナルショートストーリーが素敵です。
「舞台パンフレット」より、とありました。

原作者と演出者がそのままで
八雲のストーリーに出てきます。これは楽しい読者への贈り物だと思います。

作者のこういったサービスは楽しいですね。
この舞台、八雲と晴香も見に来ていたんですね。
楽しさ倍増です。
登場人物が愛されているのだなと思いました。
もはや現実です。

舞台も書籍も、作者のメッセージが登場人物の
セリフにしっかり埋め込まれています。
そのメッセージにはふくろうはいつも感動です。

大事なことがいつも入っています。
怖そうなお話なのに、読後感がさわやかなんですね。
頭脳明晰な八雲が霊が見える力を使って、
謎解きをします。

決して万能の霊能者ではありません。
書籍で読むとよくわかりますが、
苦しんだ過去もあり屈折しているのです。
でも正義感とやさしさを持つ青年です。

ふくろうは書籍で読んでから舞台を楽しむと、
一粒で二度おいしいと思います。

どちらにもよさがあります。
どちらの八雲もふくろうは大好きです。

ではまた。

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