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モーニング!ふくろうです。
今日は石坂洋次郎原作の映画『あいつと私』でございます。

このタイトルは素敵ですね。
私から見た相手をあいつと呼ぶのは、近い距離感を感じますね。
気兼ねがない相手ですね。

「あいつ」という感じが裕次郎さんにピッタリでした。
これがこの映画の中では、役の黒川三郎という名前より、
強いインパクトでした。

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石原裕次郎さん演じる黒川三郎が新鮮でした。

もう、「あいつ」が固有名詞見たいに思えてきました。

わたしこと、ヒロインの浅田恵子役は芦川いづみさん。
姉妹役で吉永小百合さん、酒井和歌子さんなど、若いころの出演で、
なんともかわいく懐かしい思いがしました。

少女のころから本当に素敵な女優さんたちですね。
中でもなつかしいのが三郎のママ役の轟夕喜子さん。
この映画は1961年の作品です。

ふくろうは小学生でしたから、映画館に行って見たことはありません。
テレビのほうが先でしたけど、
原作を読んでから大好きになりました。

このDVDはとてもセリフが早口に聞こえるほかは
大満足です。

梅雨のじめじめした空気がさわやかに乾いていくような感があります。
いつも思うのですが、石坂作品のキャラクターに惹かれます。
どうしてこんなに健康的で魅力的なんだろう。
言いたいことはしっかりと言い合ってコミュニケーションをとる。
そこが好き。

チャンとした生き方をいつも見せてくれる。
ふくろうにとっては幼いころから青春といえば、
石坂作品を読んで思い浮かべる言葉でした。
現実の厳しさも楽しさも教えてもらったと思います。

こういう家庭や青春にあこがれ続けてきたわけです。
これからもあこがれ続けるつもりです。
要するに好みなんですね。

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この映画は安保闘争のころの大学生たちの青春もえがかれています。
昭和らしい良さがあります。
この頃、昭和はなつかしい限りですよ。
昭和のほどの良さ、幸福感、昭和に生まれたものとして
昭和に対する愛を確認しますね。

自分が孤独感にさいなまれたり、心が折れそうなときに
こういう昭和の名作は絶対に効くのであります。
心の特効薬です。
特に石坂作品は性の問題をすっきりと扱っています。
まともに正面から登場人物たちが考えています。

それと制約が今と比べて多かった時代に
がんばって生きる人々が好き。
何もかも思い通りに行かないけれど
なんて生き生きと前を向いて進んでいくんだろうと。

いい役者さんがたくさん出ておられますね。
ふくろうの尊敬する小沢昭一さんももちろん出ておられます。

まるで懐かしい再会を果たしたような嬉しさがあります。
それにつけてもかの「ペッパー君」と一緒に見たいと思うふくろうです。

あれは成長するロボットのはずですよね。
感想を聞きたいのです。
小説を読むロボットが現れてきたら、映画を観た感想と
本で読んだ感想と、話せたらいいな。

そんな時は近い。長生きしてみたいですね。
原作を読んでさわやかな気分になれて、
映像になったのを見て別の意味で幸せな気分になる。
青春てなんてもどかしくてみずみずしいものだろう。
登場人物たちはとにかく明るい。カラッとしてます。

だから
人間のスケールというものを考えておりました。
こんな規格外の人がたくさん出てくる物語を読むと
生命力とか感じてうれしくなるんです。
図太い神経というかなんというか。楽しい。

主人公の生き方に共感し、啓発され、
自分の青春を描いていたころがあった。そのことが
とてもなつかしくて、

こういう物語は古いともだちとも言えますね。
こういう古いともだちに再会するのも
ふくろうの生きがいになっています。

なんて素敵な友達なんでしょう。
ともにいれば至福の時です。
それと裕次郎さんの表情が素敵なので
魅了されます。自然な表情がとてもいい。

こんな世界には、いって戻ってまた行きたいと思います。
ではまた。

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