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こんばんは、ふくろうです。
今日は吉村明美さんの『薔薇のために』
第一巻の第2話。「蕾の中」
ゆりは異父姉兄弟にとまどいながら
シンデレラ生活をしています。
とはいうものの、百合の言う、シンデレラのほうが絶対に幸せだった、という言葉に
説得力がありますね。
シンデレラもブレイクする前は苦労ばかりでしたよね。

シンデレラの場合は小姑の数が百合の半分です。だいぶ楽ですかね。
個性の強い兄弟たちには、百合が悲しんでいる暇もないくらいにこき使われます。
よかったのかどうか。
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生きていくために忙しくしているほうが、気がまぎ入れるよと、
ふくろうも過去に言われたことがあります。
考えていては埒が明かないことが人生にはありますね。

 

触れられたくない傷には
塩をたっぷり塗られる思いですが、次第に
兄弟たちの事情が明らかになります。

うーん、それぞれがぐれないで生きてるだけで
「大変なんだね、よくやってるね」
と言いたくなるような環境だったみたいですね。

 

女優のお母さんは、子育てにはかかわらない人だったんでしょうか。
ばあやさんがいたのは救いでしょうね。

さらに弟の葵の秘密も知ってしまいます。
なんだか危うい雰囲気ですね。
美しいけれどきつい家族。
そうなった理由がせつないです。
親の愛に飢えているかもしれません。

子どもを何人も養うには経済的に大変ですね。
この家は経済的には困らないようですね。家族としてもまとまりがどうも弱い気がします。

おそらく百合の育った環境ではもう少し、あたたかなものが流れていたでしょう。
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泣いている百合に兄の菫(すみれ)さんが、
「きれいは自分の力で維持するもんだ」
と言い放ちます。酔ったら別人の彼は 「お前も花になる、花はどんな花でもきれいだ」
とまたまた明言を言います。
しらふでは決して言ってはくれないけれど、
やさしさに百合は泣きます。
百合だって寂しいのです。

 

菫さんの妹への近づき方は独特で、
兄弟初心者のゆりは驚きますが、
この薔薇の館の住人たちには、さびしさがありますね。

どうやら弟の葵は百合に嫉妬しているみたいです。
この弟の葵がややこしいことに 女性よりきれいです。

 

百合に秘密を口止めする葵ですが、百合も負けるわけにはいきません。
でも菫と葵の関係は理解に苦しみますね。

 

芙蓉さんのいう兄弟の実感、いきなり入った百合にはありません。
家族も一緒にいる時間が家族を育てるのだと思います。

何かが育つには栄養とかいりますね。どうやらこの家では、
婆やさん以外にはいないみたいです。
子供たちは外側からはわからない様々な気持ちを抱えて大きくなってきたんでしょう。

想像するだけで涙が出そうなふくろうです。

 

では。
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