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こんばんは、ふくろうです。今日は『薔薇のために4』、「第25話 星のララバイ」でございます。

今回は百合が三歳まで育ててもらったというお父さん、枕野一郎さんのお話です。

三歳といえば、人によってはそういう幼いころの出来事をよく覚えている人もいます。
ふくろうはわずかですね。

決まって出てくるのは両親と海にいった記憶。そこで小学生の女の子からちいさな貝殻をもらったこと。
母方の祖父と釣りに行ったこと。
このじいちゃんは80歳くらいまで生きました。
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祖父は、いつもにこにこして、亡くなった時も、夢に出てきました。
やっぱり笑顔でした。好々爺でした。
だからさわやか笑顔とともにいつも思い出します。
これはふくろうもあやかりたいと思っています。

 

百合にとって思い出せる父親は一人だけでしょう。
抱かれている写真とかはないのかな。

年を重ねたときに、そういう写真でもあったら、慰められますね。

 

かすかな記憶に、百合がお父さんに歌ってもらった子守歌が残っています。

赤ん坊を抱くと、人間、自然と歌の一つも出てまいりますね。

枕野さんもおんなじですね。

 

ふくろうも、泣かせるときは決まって子ふくろうが「おうたうたってのん」な~んていうので、まいにち歌三昧でした。しまいにはふくろうのほうが先に寝てしまったこともありました。
言って見れば歌が初めて生まれる瞬間を経験したんですね。

 

ふくろうも枕野さん同様、歌を創作しておりましたよ。

今思えば心地よい幸せに満ち足りた時間でした。

 

菫さんは枕野さんに会ったことがあるんですね。

思い出の少ない百合に話して聞かせます。
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お父さんの自筆のはがきを百合にあげていました。

百合、泣いていましたね。わかりますその気持ち。

 

ますます混とんとして来る花屋敷家でございます。

葵君は風邪でダウン、わけあって菫さんもダウンして、

さらには百合までもが病に倒れてしまいます。

 

若者達は、それぞれの思いに浸っております。ありのままですね。

家族って病気までも分かち合うんですよ。

 

子ふくろうが幼かったころ、家族の誰かが病気になったら、ささやかなごちそうにすることにしていました。

 

ドミノみたいに次々に倒れて医療費をつかうより、予防策として倒れる前に栄養補給をしようと思いましたからね。

 

病気になっても看病してくれる人がいればありがたいです。

主婦ってなかなか倒れにくいです。ていうか自分の熱を測る余裕もないくらいに

あのころ、家族の世話で忙しくて、余裕が不足してましたね。

 

百合も家族の縁の薄い子です。

心の中で亡きお父さんに話せばいいですね。

人間にはそういう時間も必要ですよ。

花屋敷家のメンバーも風邪が蔓延して、とにかく、ひとやすみ、ひとやすみ。

 

では。
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