こんばんは、ふくろうです。今日は『薔薇のために4』、「第27話 涙の海」でございます。
このちょっと変わった兄弟たちのじゃれ合いにもどうにか慣れてきましたね。
幼いころに一緒にいたらその頃に済ませてきたかもしれない、そんなじゃれ合いが楽しいです。
どの人物も満足してきたのではなかったんでしょうね、人生に。
4人が元から一緒にいたら、どうだったんだろう。
父親はそれぞれ違うかもしれませんが、
それでも、仲良く兄弟してたかもしれませんね。
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その空想には、ただ、お母さんがもっと違う人なら、という但し書きを付けたいと思います。
今回の三人の小旅行に、百合の肩の上にくっつぃてふくろうも一緒に北海道を見て回った気がします。
旅行なんてふくろうにはまず無理なんですが、この物語の中から北海道の風が吹いてきますね。ありがたいです。つくづく。
兄弟でただ旅行したというだけでなく、百合によって、鬼門だったセリさんの思い出も
菫さんに正視できる余裕が出てきたのでしょうか。
百合がいることで、むしろ過去との関係にいい距離ができるのかもしれませんね。
家族の思い出の旅行ですよ。
特に百合には、生まれて初めてです。
人は家族の中でのいろんな関係を経験して、世間を知るのでしょうね。
いやあ夏の北海道で海辺もありの旅行ですか。うらやましいなあ。
ふくろうはあまり旅行はしたことがありません。
実際に行きたいという気が今はありません。
テレビなどで、いろんな場所が見られて、それでも十分気晴らしができます。
今、ふくろうの好きな言葉は「人生、目前のことを全力で迎え撃つ」ですね。
まさに今ふくろうのやっていることです。
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さて菫さんはセリさんとの思い出の場所で何を感じたでしょうね。
思い出の詰まった場所に行くと苦しくなる、皆様、そんなことありませんか。
切ない思い出、うれしい思い出、どんな思い出でも、後になれば大事な宝物になります。
人は逆境にあっても、そういった思い出を心の糧にして、頑張れますね。
一方葵君も何やら悩んでいます。
百合の血のつながった弟君はこの世にただ一人の肉親です。
この薔薇の館の家族の物語は、ふくろうにも、様々な思いを想起させます。
世の中に二つと同じ家族はない。
二人と同じ人間もいない。すべて無二ですね。
だからこそこの世で出会ったということに意味があるでしょう。
百合と花屋敷家の面々との出会いも、大事な出会いですね。
普通の家族をやっていられる時間、いいですね。
今までとは違った家族の情景が描かれていきます。
さわやかな旅行の景色に乾杯です!
では。
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