こんばんは、ふくろうです。今日は『薔薇のために5』、「第35話 あきらめを抱いて踊る」でございます。
さて、三輪車とトラックの戦いですね。
もともと百合はそういうことは似合わないし向いてない。従って弱いでしょうね。
弱いです。
だけど負けたままではいません。百合らしい戦いを繰り広げますよ。
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百合には悪いけど戦っている百合がとってもかわいいのです。
本来人を憎むというようなことを百合はしないと思うし、
フェアプレイで喧嘩をしようとする気がします。
卑怯な相手にそれで勝てたらすごいことです。
この暇な、セリさんの親友の口から語られるセリさんとの出会いは
瑞々しい青春物語です。
セリさんは確かに素敵な女性でした。
いやなところも少しはあったかもしれない、人間だから。
でもそういうのを見る暇もなくこの世を去ってしまったんですよね。
誰だって人生は山あり谷ありですから、ドラマを最後まで見ることはなかった感じですね。
写真は百合にとって宝物です。
親友さんもセリさんに恋をしていた?のでしょうか。
ふくろうにはよくわからないです。
そして話は菫と百合のことに及びます。
百合は言葉にして、愛とは違うと言っています。
百合は冷静に分析します。
そうですねえ、不毛の関係なら整理したほうがいいのかもしれませんね。
このままでいいとは百合は思っていないでしょう。
これまではどこかで恋が成就したらとねがっていたはずです。
追いかけていった菫さんは百合の言うのを聞いたはずですね。
どう思ったんでしょう。
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この物語の設定から、家族の血のつながりについてふくろうは考えてしまいます。
ふくろうも、暖かい家庭というものがどういう代物かということを
わからないままに生きてきました。
生きていたらそれだけでもすごい。
普通にご飯が食べられたらそれだってすごい。
若いころから多くを望む気はありませんでした。
しかし今はよし悪しだったと思っています。
どろどろしたものには弱かったです。
自分に期待しなかったことは後悔していますよ。
自分のことは他人事みたいに扱わないこと、自尊心をもって何事にも臨むこと。
そして、ダメもとでいいから夢をもって生きること。
若いころの自分に何かメッージを届けるなら、これだと思っています。
この物語で百合を見ていると、状況は違うけど、ふくろうも自分のことを思い出します。
過去は変えられないけど、未来のために、いま何をやっておけばいいのか
目標を作って、そこに集中すると人生は充実するでしょうね。
雑念が入る暇がないくらいの「今に在る」人生を手に入れたいものです。
とにかく、百合が思うようにしたらいいと思いますね。
振り回されないで、自分の意志で決めればいいことです。
菫さんのそばにいるとつらくなるなら、もっと別の選択があるはずです。
百合には自信をもって生きてもらいたいふくろうです。
では。
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