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本や映画を旅するふくろうの日記帳

カテゴリー:ノンフィクション

聖の青春 大崎善生

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こんばんは、ふくろうです。今日は大崎善生さんの『聖の青春』でございます。

聖をさとしと読みますね。

 

じつはふくろう、今年は将棋を練習しています。
弟が将棋マニアで、将棋盤と駒をプレゼントしてくれました。

さらには、トップ棋士の扇も、なぜか大事にしています。

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この弟にくっついて何十年か前に、千駄ヶ谷にある将棋会館に行ったことがありました。

いっただけなんですけどね。

 

ともあれ、やるしかないのでございます。
日曜日のTVの将棋講座が楽しみになってまいりました。
解説の山崎氏も広島出身で村山氏の弟弟子にあたりますね。

この方のお顔を見ると日曜日いつもほっとします。

 

ふくろうも、人生初めての挑戦を始めました。すると弟がこの「聖の青春」を教えてくれました。

 

弟ふくろうの言う、胸を打つ内容、という言葉通りでございました。

この本には、広島出身の村山聖さんの人生が詰まっています。

 

読みやすいのに、何行か読むと涙が出てくるので、眼鏡をはずして涙をふきながら、

最後まで読みました。ラストでは嗚咽を抑えきれなかったですね。

切なくて。

 

病気を持ちながら、自分の夢に向かって雄々しく立ち向かう姿勢は胸を打ちます。

命に限りがあることを、常に考えて生きる。今しかない、そんな感覚が村山氏を研ぎ澄ませていったのでしょうか。

人生は常に、今、ですよ。

 

村山氏のかわいげのあるキャラと、弟子を愛し大事に育てようとされる森氏とのエピソードが心に残ります。

 

広い心で愛すること、相手を思いやること、子を思う親の気持ちと同じですね。

村山氏はなんて暖かいところにいたのでしょう。

 

ご両親のお気持ちを考えると人の親としてふくろうも、居ても立っても居られない気持ちになりました。

 

子供は可愛いですよね。

 

親にきついことを言っても、子供は親に心配をかけて悪いなと思っています。

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懐かしい八丁堀の将棋センターが出てまいりました。

子ふくろうたちと一度行ったことがあります。

 

人生はいつだって、目の前のことを全力で迎え撃つんですよね。

 

この村山氏は、ふくろう、本物の豪傑だなと思いましたよ。

大志を抱き続ける。命がけで。

大きな夢を純粋に追いかけていける人は幸せだと思います。

 

こんな人がいたことをふくろうは忘れないと思います。

 

読み終わってただ茫然としていました。

悔しくて。涙が出て。

 

時代を変えていった人だと思います。

そばにいなくなってその人の存在の大きさを思い知るんですね。

「勝負は勝たなきゃ意味がない」という言葉が心に残りました。

 

その生きざまに感動しました。

 

さわやかな風が心を吹き抜けていきました。

 

生きる勇気をもらいました。感謝です。

では。
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きみと歩けば 出口すみ子 著 出口汪 監修

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こんばんは、ふくろうです。
今日は出口すみ子 著 『きみと歩けば』でございます。

パピーウォーカーをされている著者が、その歩みの記録をつづられています。
興味はあるけどどんなことかなと、読んでみました。
犬は可愛いけど、単なるペットとは違う付き合い方がいるみたいです。

愛することでイヌがいつの日か盲導犬として人間を支える日が来るのを信じて、子犬を育てておられるんですね。
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ペットは自分のおもちゃにしてはなりませんね。
愛情とは厳しさも必要です。

この本を読んで思ったことは、思うほど簡単にはそんなことはできないなということです。

犬との関係も普通のペットとは違うようです。
最初から理想的にできる人はいないでしょうが、
著者のバイタリティーには頭が下がります。

 

子どもを育てながらパピーも育てるなんて大変だったといます。
愛があればこそ続きますよね。

子育てを経験してみて、タフでないといけないなとつくづく思ったものでした。
知恵なら今のほうが年を取っているので、いくらか出そうな気はしますが、
もはや体力では育てることができるかどうかわかりません。

 

ふくろう自身は、犬を飼ったことはあります。

子供が生まれてからは、 子どもが犬と遊べたらいいといつも考えていました。

でも、子育てで手いっぱいだったふくろうには夢で終わりましたね。
この著者の生活も、大変さを思い知らされます。

生半可な気持ちでは続かないですね。
命あるものと向かい合うんですからね。
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言い換えれば何が起こるかわからないということもできます。
ただペットがいたらよかったなと思うことはあります。
子どもにとって情操の面でよかっただろうなと。もう過ぎてしまって戻ってこない
懐かしい時間をこの本に重ねて読みました。
その時その時を一生懸命に生きていけばそれでいいんだと思いました。

後悔のない人生はないですね。

 

犬を飼うことで子供も命の大切さをしってほしかったです。その点は心残りですね。
ふくろうは小学生のころスピッツをかったことがあります。
今と違って農家には犬が走り回る場所がありましたし、リードを離して遊ばせていました。

自然に囲まれて幸せな時間だったと思います。
動物とくらすと、何かしら発見があります。人間をいたわってくれたり、無償の愛情を注いでくれたり、ですね。

 

その犬が亡くなった時に味わった気持ち、ずっと覚えています。
大事な存在がいなくなることがどんなことか、経験しましたね。孤独な時代に温かみを添えてくれた犬がいたことを覚えていたいです。

 

それにしても動物にやさしい世の中であってほしいですね。
動物が私たち人間に与えてくれるもので人間もやさしくなれると思いますよ。

では。
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『野生のゴリラと再会する』二十六年前のわたしを覚えていたタイタスの物語 山極寿一

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はろりん。ふくろうでございます。
山極寿一さんの『野生のゴリラと再会する』読みました。

読みながら涙もろいふくろうは涙が流れました。
ふくろうは動物には徹底的に弱いので、
どうしようもないのですが、
ゴリラって深い!と思いました。
何だか暖かいものを感じる本でした。
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それはゴリラのこころ、感情、社交性のあるなし、その他個性など、
知りたかったことが書かれていたからです。

 

霊長類として人間は本当に頂点にいるのだろうか。

著者がゴリラと付き合う過程で、様々なことに気がつき、
考えておられるのに、とても共感できます。
好きでなければここまで苦労はされていないはずですね。

 

現実に生きている私たちはいまや、心が癒されることが少なくなっている気がします。

この世の人口は増加しているのもかかわらず、
孤独は増している現代に我々は生きています。

便利に暮らしているのに、余裕がない。

混み合っているのに寂しかったり寒かったり、
心を病む時代です。

不自由ですね。

 

ゴリラはその生き方で何かを我々に教えてくれている。
この本を読んでそう思いました。

この本の中にあるのは「愛」ですね。ゴリラのまなざしは暖かい。
読んだ後涙も出せてふくろうスッキリでございました。

ゴリラのドラミングについてよくわかりました。
このゴリラの一連のパフォーマンス、
思わず笑ってしまいました。
ゴリラの一人芝居!戦を回避するための警告。
偉いなあ。ゴリラは。
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全体的にニホンザルが持つ動きのリズムとゴリラのそれとは大きな違いがありますね。
ふくろう、近所でニホンザルも見かけることがありますが、
あのリズムには何となく近寄れない。目を合わさないようにします。

 

この本でゴリラが目をのぞき込むところがあります。
ニホンザルのそういう行為とは意味合いが違うようです。

まあ単に好みの問題かもしれませんけどね。
ゴリラのリズムのほうが好みですね。なんとなく。

 

人と付き合うときも相手の持つ全体的な動きのリズムをどこかで感じ、
快、不快とか判断しているのかもしれません。

人に初めて会った時の印象をふくろうは、その人に感じる色で
判断している気がします。
それとやはりその人全体の持つリズムですね。
これってなかなか侮れません。

ある意味自分を守る装置かも知れませんね。
今回ゴリラの目でのぞき込まれる著者を想像して
一瞬時が止まりました。

おおらかに魅力あふれるタイタスの存在が愛おしいですね。
こういった動物の本はうつになりやすいふくろうにとっては
感覚的に楽になれます。

ぬいぐるみ、猫もいいけど、今度ゴリラのぬいぐるみも
探そうかなと思っています。

では。
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