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こんばんは、ふくろうです。
今日は『駆け込み女と駆け出し男』でございます。

江戸の縁切り寺を舞台に繰り広げられる、様々な人生を
共感をもって見ておりました。

なんだか江戸時代は、明るいのか暗いのかふくろうにはよくわかりません。
そこが知りたくてついつい江戸時代に足を運んでしまいますね。

このタイトルはラストではっきりと意味が分かります。
この映画はふくろうのあまり知らない世界の話だったので、新鮮で興味深かったです。
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さきがどうなっていくのか全然わからずに、次はどうなるんだろうと、思いながら見ておりました。

大泉洋さんの役はこの方にピッタリですね。

なんていうか得体があまり知れない感じだったのですが、こういう風な巻き込まれがたの主人公にはぴったりでした。

配役も本当に芸達者な方ばかりで、お芝居ってこんない面白いのかと思いましたね。

時は江戸、縁切り寺がどういういきさつでできたのかもじっくり知りたくなりました。

お寺での生活になぜ武道があるのかを後でしっかり理解できました。

お寺というとそういうイメージはあまり持たなかったのですが、
自分たちを自分たちで守るには必要不可欠なことですね。

縁切り寺を狙ってくるやつもいるかもしれませんよね。

ここに集ういろんな事情の女たち、
その生きざまが胸を打ちますね。

縁きりの世話役の仕事もあったんですね。

事情を聴いてちゃんと調停するような役割です。

最初のおぎんとじょごが縁切り寺に逃げ込むシーンがスリルがあります。
自分の人生は勇気を出してつかまないとね。

この二人はずっと友情で結ばれていきます。

ふくろうは満島ひかりさんの声が大好きです。
粋な女性の存在感がたっぷり感じられる方ですね。
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さて、何とか離縁するにも、大変な日々が待っています。
尼寺の暮らしがよくわかりました。

墨染の衣を見ると何だか落ちついた気分になりますね。
こういう暮らしはけじめをつけさせる役目もあるのでしょうか。

少なくとも虐待されてきた女たちには、安心して眠れる日々が約束されるのですね。
目付の鳥居は、この縁切り寺を失くすつもりですね。

医者みたいな戯作者という何だか多角経営の男が巻き込まれながら、女たちを助けていきます。
はったりもなかなかいいです。

口で戦う様子がすごいのです。
この戦法は相手によりますね。

このあたり、何だか落語みたいで笑えます。
全部でたらめって言ってましたが、人を助ける口ですね。

御用宿の暮らしも初めて見ました。
こういうシーンはまるで現代の日常を見ているようで、映画だけど、
現実感があるので、共感できます。

大泉洋さんの存在感が、ふくろうにはすごく共感できるんですね。
病人の眼を見ないで診察するシーンも笑えます。

男子禁制なので、顔を病人に向けさせないのです。
上を向いて会話するって大変ですね。
全体的に舞台を見ているような感じがします。
しかし豊かな自然が素晴らしいです。
行きたい世界ですね。

ラストで、夫がまた復縁したいといったのですが、あれはきっと嘘になりますね。
覆水盆に返らずだと思います。
かえらないほうがいいでしょう。

新しい人生を始めてほしい。

駆け込み女お侍さんは、暴力全開の相手とは別れてよかった思いました。
相手はもはや人とは言えません。

それから花魁とその家族については泣けました。
この時代にこんなにひたむきに守りあう人々が愛おしいですね。
努力する姿勢が素晴らしいです。
二年間変わらずにやりとおすのは大変だったでしょう。

でもよかったです。価値のある人生とはこういうのを言うのだと思います。
人の誠がジーンときます。

病気のおぎんさんは八犬伝を聞きながら死にたいという意志表示をします。
これも何だか美しいな。
おぎんさんはさらっと言いましたが、粋な女性ですね。
そうですねえ、美学かな。

馬琴先生のベストセラー、江戸の人たちも愛していたんですね。

ラストの音楽がやけに心にしみました。
この映画を見てよかったなとしみじみ思ったふくろうです。

希望に向かって歩き出すラストです。

映画なんですが、心がすぐに入って行って、地続きの場所にある物語だと思いました。

では。

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