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こんばんは、ふくろうです。今日は『水野英子名作選』、「白いトロイカ 第2巻」でございます。
ロタの歌の才能は次第に認められていきます。
窮地を救ったお礼に、青年貴族レオの家に引き取られたロタはロザリンダと
名前を変え、貴婦人教育をうけます。
偶然にも実名がロザリンダなんですが、そのことは本人は知りません。

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ロザリンダにとってはとても幸せな時間です。
お姫様になるのもなかなか大変ですが、
ロザリンダには気品が備わっています。

さてそうなるとレオの婚約者のナタリアは
穏やかではいられません。

親同士が決めたわけですから、はなはだ
心もとない関係ですね。

切ないナタリアですが、お父さんは厳しいですね。
力不足と言われてもナタリアが気の毒になります。
ナタリアは嫉妬にかられてロザリンダを追い詰めようとします。

けれど皆様、こういうのは逆効果でしかないですよね。
もともと結婚の意志がないレオの心は離れていきます。
ナタリアもかわいそうだと思いましたね。

レオもロザリンダに恋をしたんですね。
この時代に特権階級の貴族は数にしたら一握りですよね。
ほとんどの人々は苦しい生活にあえいでいました。

レオは不平等な世界を変えようとしていました。
さて黒い鷹となったコザックのアドリアンも
ロザリンダを愛していました。

手の届かないところに行ってしまったロザリンダを
思いつつも、歌を聴いて身を引くつもりでしたね。
こういう生き方もかっこいいですね。潔いですね。

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レオとアドリアンは敵味方に見えましたが、
実は革命に関しては力を合わせることになっていきます。

そしてロザリンダもフョードルの娘として同志のために
働きます。
アドリアンもロザリンダにとっては大切な存在です。
どちらも守りたいロザリンダは悩みます。

ロザリンダの幸せを願う二人の若者の真実の愛に
ふくろうは感動しました。
ふくろう的にはレオの軍服も素敵ですが、
アドリアンのコザック服もかっこいいと思います。
馬に乗れるってかっこいいですね。

やがてレオは革命に命をささげて亡くなりますが、
その後のロザリンダは故郷に戻って
どんな人生を送ったのでしょうか。
激動の時代から、戻ってきてどんな人生を送ったでしょうか
ふくろうは、アドリアンがロザリンダをきっと大切に
守ったと思います。
生きていることの幸せを感じながら二人は生きたでしょうね。
レオも見守っていたでしょう。

ふくろうはこのドラマティックな物語を何度も読み返し、
少女の頃の気持ちを思い出しました。
とても幸せでした。

心の栄養になるコミックだと思いました。しみじみと外国を旅してきたような、
心地よい疲れが感じられましたね。
子どもの頃も今も、ふくろうは変わらずこの物語が大好きです。

美しく格調高い作品だと思います。
半世紀たってもちっとも色あせない作品です。
この物語の世界が永遠に存在する、そんな気がします。
ふくろうにとっては、行って戻ってまた行きたい世界です。

ではまた。

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