ふくろうの books and movies

本や映画を旅するふくろうの日記帳

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薔薇のために3 第16話

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こんばんは、ふくろうです。
今日は『薔薇のために3』、「第16話 芙蓉」でございます。
今回は芙蓉さんの人物像に迫ります。
この巻まで、ふくろうは、芙蓉さんのおかげでこのお話が分かりやすかったなと思っています。

一番年長の子供ですから、語り部みたいな役割を果たしていたと思うのです。

ただクールだったり、親切だったり、どういう人なのかというと、いまいちわかりにくいです。
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冷めたお姉さんだなと思っていました。
しかし、本当のところ、表に出していないことがきっとありそうです。

何をするでもなく、ただ寝ていたり、家事は一切手を出さないひとですし、先頭切って兄弟をしつけるタイプのお姉さんでもありません。

 

寝て体力をためといて、スパイスのきいた批評を繰り出すお姉さんですね。
特にお母さんとは大変厳しい関係に見えます。

 

そうですねえ、一言でいえばまれに見る横着なお姉さんを演じている人でしょうか。

なぜそんなことになっているのか、きっとお母さんに対する反抗期が続いているのかもしれません。
愛とか夢とか幸せとかと一線を画して、違った空間で生きている感じです。

同性の親子はお互いに厳しくなるという人もいます。
どうなんでしょうねえ。

 

ただ芙蓉さんを見ていて、人生を100%諦めているとも思えません。

見かけとは違う気持ちを隠して持っている気がします。

 

何かをあきらめたのか、意欲的には見えません。自分としての積極的な意思表示が

あまり感じられないですね。

 

でも何かを待っている気もします。きっと幼いころから本当の気持ちを素直に出すことが

ためらわれる人生だったのかな。
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失望の連続だったとか、自分を大切に思えないとか、ふくろうはそんな想像をしています。

今まで、一切自分のことを百合に話してはいません。

 

漫画家の猫吉さんは芙蓉さんを、偏っていると言います。

芙蓉さんの何とも言えない結婚生活を知ってふくろうも、お疲れさまと言いたくなりました。

 

失敗のない人間はどこにもいません。芙蓉さんもしんどい経験から学んで今に至っているのですね。

つらいことをお母さんに受け止めてもらえたのでしょうか。

期待するだけ無駄かもしれません。

実の親子でも、難しいことはありますよ。

芙蓉さんは素敵な人ですし、

本当は傷つきやすい女性かもしれませんね。

 

現在人生に対して腰が引けているとしても、きっとまた花を咲かせるときは来ます。

人間、自分を大切にできるのは、やっぱり誰かに大切にされる経験が必要ではないでしょうか。

それが難しいとしても、何かいい方法を見つけられますよ。

 

いきなり結婚とかではなくても、どこかに必要な人になるとか、誰かのために働いて

感謝されるとか、社会の愛を経験するのもいいかもしれません。

 

この世に生まれてきて必要のない人なんて一人もいません。

 

では。
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薔薇のために3 第15話

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こんばんは、ふくろうです。
今日は『薔薇のために3』、「第15話 愛される条件」でございます。
 

愛される条件を考えるとき、時代も関係するかもしれませんね。
歴史の時期によっても美人の条件だって変わってきていますよね。

たとえば、奈良時代と平成の今では美人の条件が違うでしょう。
今後、未来には美人の条件も変わるかもしれませんね。

それと同様ではないかとふくろうは思います。
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異性の兄弟と同居する百合は、常識的には付き合い方のルールをもっているはずです。

ただ、この家は特別ですから、菫さんの言うように変人ぞろいですもんね。
なんだ、変人だということわかってるんだ。

 

今回菫さんの過去に百合が何気なくふれたときに、何ともすさまじく暗い顔になっています。

初めてシリアスな感じでしたね。いつもは変なお兄さんの菫さんなのに、別人の観がありました。

 

この家の恋愛事情はややこしいですね。

大体、踏み込まれるのが嫌なのはわかりますが、自分が酔っぱらったときに何をやったのかわからないというのは無責任です。

お酒を飲んで何をやったか覚えていないというのは、言い訳にしか聞こえません。

身勝手にしか聞こえませんね。

 

実際に親からの干渉はない。誰が誰を好きであろうとここのお母さんは知っていないかもしれません。

 

現実的にはちょっと怖いですね。

親は責任があります。ただこの家では大人の力が働かないようです。

かろうじて子供たちの自制心がブレーキをかけています。

 

芙蓉さんや菫さんをはじめ、良心は持っていますね。そしてお母さんに対する強烈な批判も同時に持っています。
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過去菫さんは恋人との死別により壊れかけていましたね。

芙蓉さんも葵君もそれを見てきている。家族として菫さんを守ることに必死だったんでしょうね。

 

それぞれが本当にしんどかったと思います。

そんな家族には百合のように癒される対象が必要かもしれません。

菫さんが百合にこだわっていたり、葵君がなぜか百合に腹を立てたり、変人家族だったとしても自然な反応に思えます。

 

百合は偉大です。

ありのままでいても、芙蓉さんに言わせると、愛される条件がそろっているわけですね。

しかし実際に他人ではない葵君との距離はチャンととるべきです。

 

親の責任で、血がつながっていることも知らなかったら、可愛そうなことになるかもしれません。スキンシップもむずかしいものです。試行錯誤するしかないですか。

葵君も気の毒ですよね。

 

百合の菫さんへの恋も致し方ないことです。恋とはだれにも止められないものですよね。

この家族は、みんな悩みもがきながら、いい方向に進化していくといいですね。

 

この物語の刺激的な設定は面白い発想だと思います。

 

読み手にいろんなことを考えさせてくれますね

 

では。
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薔薇のために2 第14話

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こんばんは、ふくろうです。
今日は『薔薇のために2』、「第14話 花の匂い」でございます。
 

百合がお母さんの子じゃないことを、菫さんには黙っていたほうがいいと芙蓉さんはいいます。

このあたりの芙蓉さんによる菫さんの心理分析はみごとですね。

複雑な関係の家族ならではの気の使い方がありますよね。

事実を全部明かさないほうがうまくいくということですね。
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芙蓉さんの存在はありがたいですね。
百合がわからないことを確実に明らかにしてくれます。

普通に血縁関係の家族でも、ややこしいこともたくさんあります。

この家でも、肝心な話は必ず誰かが盗み聞きしていますね。
音声で話すと、仕方がないんですね。

ただし芙蓉さんには葵君が効いていたことは お見通しです。

 

ただこれから葵君の苦悩は深まっていきます。

自分だけが百合と他人ではない。
そのことが葵君の心の平安をかき乱します。

寄せ集めの家族だってかまわないとは思いますが、
一大事の時は一枚岩になれるといいですね。

いずれにしても、家族とはむずかしいものです。

 

お母さんは、大人じゃありませんから、
百合には厳しい毒のような言葉をはきます。

他人だからということかな。
芙蓉さんにも幼いころから容赦なかったみたいですね。

今は芙蓉さんは大人の対応ができますね。やはり年長者です。
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若いとか、美人であることで人生を測っていると、年を取って行けば老化しますから、

自分に自信がなくなるかと思います。

ともだちでもそういう見た目とかは関係なく、よさを見てくれる人がいいですね。
たくさんいなくても一人か二人いたら、人生は楽しいです。
それには自分自身がまずそうでありたいものですね。中身を磨いておきたいものです。

 

芙蓉さんの言葉に百合は癒されます。同情ではない言葉のほうがいいと思います。

同情されてもつらさが増すだけかもしれませんから。

 

普通、ここのお母さんが百合に言うようなことを言われたら、悲しいですよ。

 

ふくろうも昔、心を殴られたなと思ったことがありました。

相手に全力でぶつかるのも一つの方法ではありますが、相手をよく見極めてからでないと

しんどいかもしれません。

 

百合はやさしい子です。

花屋敷の連中は、そういうことはたぶんわかっています。

兄弟姉妹のいいところは、悲しい思いをした時に、慰め合えたり、助け合えることではないでしょうか。

 

支え合える仲間がいることは大変幸せなことだと思います。

家族や、家族に代わる仲間が世界で唯一慰められる居場所であってほしいです。

では。
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薔薇のために2 第13話

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こんばんは、ふくろうです。
今日は『薔薇のために2』、「第13話 それぞれの迷路」でございます。
 

百合が漫画家さんの所にいることが、わかってしまいました。
猫吉さんて、なかなか売れっ子漫画家みたいですね。

寝ながら漫画を描くって、なんだか怖いですね。
いったい誰が書いているのかと、ふくろうは思ってしまいます。

目を開けたまま眠れるのも、人間業とは思えませんね。
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この家の秘密が今回でやっと詳しくわかってきます。
きくだけでもしんどそうな、さらに整理するにも 心が痛みます。

 

事実は一つ。
後は花屋敷家のみんながどういう認識で統一するのかですね。

「でっち上げなくても家族」という芙蓉さんの言葉が心に残ります。
いきさつはどうであれ、家族と認めるってことですね。

ちょっぴり冷たそうに見えた芙蓉さんですが、本当のことを逐一調べていました。

お母さんはああいう人だし、責任者出てこいって言いたいところです。

 

菫さんは百合をたった一人の妹と言ってます。

猫吉さんがかかわって何だかすこし流れがよくなっていきそうです。

結局百合は、猫吉さんのところで働くのでしょうか。

 

其れにしてもお母さんの誤解も、結局は自業自得ってことですね。

こんな悲しいことになって、悪いのは全部他人では
おかしいですよね。

 

冷静に事実を確かめることができなかったんですね。

枕野一郎さんは、衰弱気味に思えました。

いい人過ぎて、ストレスも何もかも、どうやって解消するべきかも、

現実を前に気力がすでになくなっていましたね。
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ばあやさんが本当のことを全部知っていました。

この家でお母さんに意見できる人がいなかったということでしょうか。

 

お母さんはある意味気の毒な人生ですね。

好きな人を大事にするやり方を知らなかったんだと思います。

 

パートナーに文句ひとつ言えない関係、悲しいなあ。

対等感が感じられません。

お互い人間同士として、話をすることはなかったのでしょうか。

枕野さん、病んでいましたよね。無理もないですね。

とにかくはっきり不満が言えなかったり、忠告ができない関係はもったいないですね。

 

次の局面に進めないですよ。

それぞれがそれぞれのワールドに閉じこもっていては、だれかつなぎになる人とかが

動いてくれることもなかったのでしょう。

 

このお母さんにそういう友達はいそうにないです。

 

ため息が出てしまいますね。

 

さて百合が帰ってまいります。ややこしい血縁関係がはっきりしたところで、

家族第2ラウンドになります。

 

元気出して家族やっていきましょう。

家族って果てしなく疲れることもありますが、何かを乗り切ったら

うれしさも倍増します。

 

百合の青春が逆境かどうかは百合が決めるでしょう。

 

では。
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