ふくろうの books and movies

本や映画を旅するふくろうの日記帳

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あやとり学 野口廣・著 こどもくらぶ・編

  • 投稿 2017/01/06 
  • 遊び
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こんばんは、ふくろうです。
今日は野口廣さんの『あやとり学』
「起源から世界のあやとり・とり方まで」でございます。
 

あやとり、皆様経験がおありでしょうか。
ふくろうは幼いころから友達とよく遊んでおりました。
「いととり」とも言いましたね。
幼稚園や小学校の頃、ゴム飛びと並んで女の子の遊びの主流でした。
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ふくろう、この遊びは日本独自のものだと思い込んでおりましたが、

実はそうではなく、
世界のいたるところで古くから存在するものだと、この本を読んで知りました。

地球上の人類がどこでもやっていたとは本当に驚きましたね。
身の程知らずを反省しております。

 

国は違えど、人間てやることは一緒なんですね。
改めて深いものを感じました。

 

あやとりはやってみると実に面白い遊びです。
この本のなかに出ていたやり方のいくつかはふくろうもやったことがあります。
ひとりでやるもの、二人でやるものと様々なやり方が存在します。

場所を取らない遊びで、一人でも色々と工夫しているうちにはまります。

何かの形を表現するものや、動きで表現するもの、

さらに、神話や伝説などをドラマのように 表現するものなど、多彩な遊びです。

語りや歌までもついていたりします。

すごい広がりを感じますね。深いです。
ふくろうは余った毛糸をそのまま使ったり、鎖編みをして、少し太めにつくったりしていました。

アートですね。とても創造的なあそびです。
文字がなくても何かを伝えることができます。
伝説を記録する方法だったかもしれません。
もしかしたら言葉を人類が使いこなす段階で、あやとりは役に立ってきたのかもしれませんね。
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あやとりを収集するために命を懸けた人々もいたとは本当に驚きです。
ひもがあればできる知的な遊びのあやとりが、
こんなに世界各地にあるのは人間はこういうことが好きなんだろうなと思いました。

ドラえもんののび太君が上手ですよね。
昔、子ふくろうが幼稚園で教えてもらっていた、割り箸を使った編み物のことがふと頭に浮かびました。

編み物と綾取りは似ていますよね。
親戚みたいですね。
ふくろうの母方のおじいちゃんは編み物がうまかったです。
漁師さんでしたから、敗れた網の修理にかぎ針も使っていました。

 

遊びの起源を考えると、生活の中から思いつくんでしょうね。
身体を使って体験して身体を使って考えることで生まれてきたのだと思います。

 

この本の中で紹介されている、日本のシシドユキオさんが考案された「流れ星」は素敵です。
ふくろう一押しです。夢のある技です。
あやとりのひもの長さは思ったより長目を用意したほうがいいと思います。

なつかしくて新しい遊びです。

ご家庭で伝えたい遊びだと思います。

では。
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広岡浅子 明治日本を切り開いた女性実業家 小前亮

  • 投稿 2017/01/05 
  • 歴史
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こんばんは、ふくろうです。
今日は小前亮さんの『広岡浅子』を読みました。

 

広岡浅子さんについては朝の連続ドラマで初めて知りましたね。
それまでは聞いたことがありませんでした。
当時の日本にこういう方がおられたとは驚きました。

朝のドラマは全部見られなかったのですが、広岡浅子さんについては
非常に興味があったので、この本を読んでみました。
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明治の人はなんて強いんだろうといつも思います。
国の危機に及んで、国内でももめることが多い中で
自分の道を切り開くんですね。

海外のこともほとんど知らないのに、
偉いなと感心します。

 

今のように教育を受けたとかは関係なく、
できることを精一杯やって自分の才覚で生き抜いています。

そういう強くたくましい人間がどうしたら育っていったのでしょうか。

 

この広岡浅子さんは武勇伝やエピソードに事欠かない
個性的な方だったようです。

当時の日本の女性で進歩的な考え方をして
さらにその行動力ときたら凄すぎますね。

 

人はどこに生まれるかを自分で選んで生まれるとかいう人もいます。

ふくろうの祖父のそのまた祖父はやはり嘉永生まれでした。
浅子さんと同時代です。

武道を志して生きた人ですが、
明治になってからは職がなく貧しい人生でした。

時代の変化にすぐについていけるとは限りませんよね。
過渡期とはそういうものでしょう。
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浅子さんはものすごく豪快な方ですね。
確かに与えられた才能を生かした方です。
それにしても九転十起とはすばらしい。
何事もくじけずに頑張ればことをなせる、徹底的に
頑張っていろんなことを乗り越えてこられた方の口から出る言葉ですね。

その人生の結果としていろんな人材を育てたり、
後に続く人々に教育の場を築いていきます。

 

他人の思惑を気にせずに自分に正直に生きた人だと思います。

女性にとっては不平等で大変不自由な時代に、筋金入りの女性です。
大志を抱きひたむきに進んで、多くのものを社会に残しています。

そして今、一人の女性として悩みもあったはずなのに
大きく割り切った生き方ができた人として、
ふくろうは尊敬の念を持ちます。

 

今まで知らなかった存在ですから、
歴史の中で世の中のために事を成しても
知られていない人物がまだまだおられるのではと思いました。

 

世間に知られようとそうでなかろうと、
世のため人のためになることを信じて進んでいく人間の姿は
尊いものですね。

広岡浅子さんも人間ですから失敗も後悔もきっとたくさんあったかもしれません。
この先、ふくろうが生きていくのにへこたれない勇気をいただいた一冊です。

では。
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室伏広治 超える力

  • 投稿 2017/01/04 
  • 自叙伝
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こんばんは、ふくろうです。
今日は室伏広治さんの『超える力』でございます。

アスリートであり研究者でもある室伏広治さんの歩んでこられた、
人生をわかりやすく書かれた本です。

室伏さんはアスリートとしてすごく能力の高い方だと常々思っておりました。
ふくろう、この本を読んでハンマー投げの面白さがだんだんわかってきましたね。
スポーツではありますが、日本語で「道」であらわされるのにふさわしい気がします。
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求道者としての室伏さんの人生が美しいと思いました。
ハンマー投げとしっかり向き合っておられる姿勢も頭が下がりますし、
スポーツマンとしてのマナーも、見習いたいですね。

 

特に薬物のお話では、記録のために薬物を使う恐ろしさを知らない
アスリートもいる時代です。
人類の傾向がそういう方向に向いているのか、現実に後を絶たないのは残念なことですね、
命の大切さを考えないでスポーツをするなんてふくろうも理解できません。

自分を大事にできないのは残念ですね。
広治少年がどんな子だったのか、この本には書かれています。
多くの人に会い、多くの人に教えを請い、どんな悪条件でも試合こなしてこられ、
武者修行だなと感心しました。

世界のトップアスリートが必ずしも完璧に恵まれた環境にいるわけではないということも初めて知りました。

幼いころからトップアスリートと、幅広い交流を続けておられる著者の人生は本当に興味深いです。
室伏広治さんはアスリートですが、アーティストにも思えます。

バレリーナでも音楽家でも、みんな一筋の道を究めようとする人々は、人を魅了しますね。
この本には写真やイラストは全くありません。文章だけです。
その範囲と内容が幅広くとても読んでいて刺激を受けます。
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薬物以外にも著者が語られることで印象に残ったのは、
アスリートを引退してからの人生を有意義に過ごすにはどうしたらいいのか。
人生はまだまだ長いわけで、一人の人間としての幸せな人生に思いをはせておられます。

ハンマー投げを続けられて、しっかりと醸造された深い人生を歩んでおられるんです。
質は自分で高めておられる。

アスリートでなくても参考にできそうですよ。
ふくろうはすごく感性に共感できました。

 

試行錯誤、そしてたゆまぬ努力が、素晴らしい身体能力にも磨きをかけて、
輝やかしい記録を生み出したんでしょうね。

人は生きてる間は誰でも現役の人生です。
この本はアスリートだけでなくいろんな人の人生に通じるものがあります。

深い人生を手に入れられる方だと思いました。

ふくろうも、負けませんよ。

では。
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武士の献立

  • 投稿 2017/01/03 
  • 映画
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こんばんは、ふくろうです。気温が低くなってまいりましたね。
今日は映画『武士の献立』でございます。
しみじみと空腹になる物語です。
何か一筋に求めて生きることは素敵ですね。
おいしい料理を作れるはるという女性は
応援したくなる女性です。

加賀の包丁侍の物語です。

はるをはじめみんな、実に地に着いた生き方だなと思いました。
逞しいはるの生き方が胸を打ちます。
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言えない思いを抱えて夫に尽くします。
そして潔く身を引こうとするはるでしたが、
この夫は、はるの良さがちゃんとわかる人でよかったなと思いました。

舅姑の二人も人を見る目があるんですね。
存在感のある二人がすごいです。

与えられた場所で咲くこと、
当時は生まれたところで
人生のレールが引かれていきます。

ですが、
できることを精一杯やって前向きに進むはるが、
すこしづつ時代を変えていきます。

料理の出る映画は見逃せません。
献立を考えることから食材の調達を企画していく
包丁侍の仕事は大変です。

オーケストラの指揮者と似ていますね。

命を大事にしてほしいというのがはるの願いでしたね。
食を大事にする人は命を大事にする人ですよね。

今よりずっと古い時代に手間暇をいとわず、饗応料理をしています。

ラストのあたりで豪華な料理が並べられていくのを見るだけで
ふくろう、幸せな気持ちになりました。

献立がすごいんです。
おいしそうで食べたくなります。
芸術品が所狭しと並びます。
おもてなしの心が伝わってきます。

ぐうたら息子だと思っていたはるの夫が成長していく様子がいいです。

さわやかにおなかがすく物語です。
いつの時代にもいい味覚を持つ人はいるんですね。
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昔ふくろうが間借りしていたおうちのおばあさんが、
料理上手で、よく食べさせてもらいました。
料理が好きすぎて、このおばあさんは、
何百人のパーティの料理を考えるのが大好きで、
考え始めるとねられないとおっしゃっていました。

80歳を過ぎてもなおいきいきと自分のやりたいことを
やっておられました。
好奇心が旺盛な方でしたね。
はるさんを見ていると、このおばあさんを思い出します。

この映画には料理をするシーンがたくさん出てきますが
見ていて、楽しそうでした。
かまどで何でも作っていたんですね。
現代にレシピも残っているらしいです。

本を著すのもすごいですね。

女性は家庭で家事に追われる人生だったと思いますが、
手をかけておいしいものを家族のために作ることも幸せですね。

コツコツと毎日努力するはるがさわやかでした。
何があってもへこたれない辛抱強い女性ですね。

映画で昔のキッチンも見られてうれしかったです。
料理人て憧れますよね。

貴重な歴史です。
心が優しくなる映画です。
日本の暮らしの美しさが和服や住居のたたずまいにもよく表れています。

この頃、日本家屋のシンプルなところにものすごくあこがれます。
不要なものは置かない生活が豊かな生活だと思いますね。

主演の上戸彩さんの和服姿が美しく、料理をする姿が日本女性の美しさを
際立たせていました。
見ているふくろうはこの美しさに満腹になるのでございます。

では。
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