ふくろうの books and movies

本や映画を旅するふくろうの日記帳

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介護保険の仕組み 使い方 お金のすべて 監修・中林梓,飯田道子

  • 投稿 2017/01/07 
  • 暮らし
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こんばんは、ふくろうです。今日は『介護保険の仕組み 使い方 お金のすべて』でございます。

昨年の夏から、ふくろうのところも、老老介護がスタートしました。

ふくろうの両親の生活は一変しましたね。

週に一回くらい両親の顔を見に行っておりましたが、

ある日を境に一人は入院生活に、もう一人はデイサービスに行ってます。

ひとは長生きしても、様々な事情があって、最後まで一緒には暮らせない。

そういった現実を突きつけられるんです。
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ふくろうは二人が会える機会を考えて同じ施設を選びました。

 

デイにいって、特養にいる連れ合いに会える。

時々渡すものも頼んだりして、二人でともに昼食を食べさせてもらえるのがありがたいです。

苦労して、戦時中を生き抜いた二人が長く笑顔でいられることがふくろうの目標ですね。

完璧でなくても、できることはやろうと、弟と相談しています。

 

ふくろうは介護の経験は初めてではありませんが、時代によって変化していますね。

 

この本は実は弟がプレゼントしてくれました。

彼は彼で取り組んでいます。

これまでお互いに情報交換しながら、何でもすぐに情報を共有して進んでまいりました。

 

以前一回介護を経験した時にはふくろうが病に倒れて手術をしました。

家で何とかなるとその時は思っていましたね。

 

けれど余裕のない生活に、疲れ果てた結果、自分が病気になって

いまだに治療は続いています。

 

今回はおかしいなと感じたときに迷わず早めに福祉課に行きました。

ケアマネさんを決めて多くの人にかかわってもらい、知恵をいただきながら

両親の世話をしています。

 

半年間くらいはものすごく忙しかったです。

それでもケアマネさんに、あれこれ相談してつまずきながらやってきました。

 

つくづく人生は格闘技だと思います。

介護保険で手すりやスロープもつけましたね。

 

多角経営の介護をしながら、

ケアマネさんに教えてもらいながら、やっと軌道に乗ってきました。

 

その当時にこの本をゆっくり読む暇はありませんでした。

自分にかかわることでないと、

この手の本はなかなか手に取ることはありません。

だってくたくたで本を読む時間なんてないんですもん。
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介護しているふくろうが安定剤のお世話になりながら、今やっと冷静に考えられるようになりました。

落ち着いてこの本が読めるようになったんです。

 

とは言え即現場に対処する生活でございます。

まだまだ新しいことが現実に起こってまいります。

 

ふくろうと弟とそれぞれの家族の介護情報をやり取りしながら、

自分はどう生きようかと、真剣に考えていますね。

 

親のことだけど、未来の自分のことでもある。

 

人が老いるとどんなことが起こるのか、

体験する機会ですね。

 

どんな家なら自立して住めるのか、

どの程度になったら見守りがいるのか。

この本は

親が着陸態勢に入るまでにできること、その可能性を知るための

入門の本ですね。

 

この本は介護保険法改正に対応しています。

はやめの情報があなたの人生を有意義にしてくれると思います。

 

介護にも本当に個人差があるので自分の関わっている人のケースをしっかり把握して

完璧でなくとも後悔しないように介護にかかわりたいですね。

 

わが両親は認知も入っていますから、

ふくろうと弟の顔を忘れさせないようにかかわっていきたいと思います。

 

安全のためにも人の目と手が多いほうがありがたいと現在ふくろうは思っています。

では。
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あやとり学 野口廣・著 こどもくらぶ・編

  • 投稿 2017/01/06 
  • 遊び
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こんばんは、ふくろうです。
今日は野口廣さんの『あやとり学』
「起源から世界のあやとり・とり方まで」でございます。
 

あやとり、皆様経験がおありでしょうか。
ふくろうは幼いころから友達とよく遊んでおりました。
「いととり」とも言いましたね。
幼稚園や小学校の頃、ゴム飛びと並んで女の子の遊びの主流でした。
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ふくろう、この遊びは日本独自のものだと思い込んでおりましたが、

実はそうではなく、
世界のいたるところで古くから存在するものだと、この本を読んで知りました。

地球上の人類がどこでもやっていたとは本当に驚きましたね。
身の程知らずを反省しております。

 

国は違えど、人間てやることは一緒なんですね。
改めて深いものを感じました。

 

あやとりはやってみると実に面白い遊びです。
この本のなかに出ていたやり方のいくつかはふくろうもやったことがあります。
ひとりでやるもの、二人でやるものと様々なやり方が存在します。

場所を取らない遊びで、一人でも色々と工夫しているうちにはまります。

何かの形を表現するものや、動きで表現するもの、

さらに、神話や伝説などをドラマのように 表現するものなど、多彩な遊びです。

語りや歌までもついていたりします。

すごい広がりを感じますね。深いです。
ふくろうは余った毛糸をそのまま使ったり、鎖編みをして、少し太めにつくったりしていました。

アートですね。とても創造的なあそびです。
文字がなくても何かを伝えることができます。
伝説を記録する方法だったかもしれません。
もしかしたら言葉を人類が使いこなす段階で、あやとりは役に立ってきたのかもしれませんね。
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あやとりを収集するために命を懸けた人々もいたとは本当に驚きです。
ひもがあればできる知的な遊びのあやとりが、
こんなに世界各地にあるのは人間はこういうことが好きなんだろうなと思いました。

ドラえもんののび太君が上手ですよね。
昔、子ふくろうが幼稚園で教えてもらっていた、割り箸を使った編み物のことがふと頭に浮かびました。

編み物と綾取りは似ていますよね。
親戚みたいですね。
ふくろうの母方のおじいちゃんは編み物がうまかったです。
漁師さんでしたから、敗れた網の修理にかぎ針も使っていました。

 

遊びの起源を考えると、生活の中から思いつくんでしょうね。
身体を使って体験して身体を使って考えることで生まれてきたのだと思います。

 

この本の中で紹介されている、日本のシシドユキオさんが考案された「流れ星」は素敵です。
ふくろう一押しです。夢のある技です。
あやとりのひもの長さは思ったより長目を用意したほうがいいと思います。

なつかしくて新しい遊びです。

ご家庭で伝えたい遊びだと思います。

では。
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広岡浅子 明治日本を切り開いた女性実業家 小前亮

  • 投稿 2017/01/05 
  • 歴史
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こんばんは、ふくろうです。
今日は小前亮さんの『広岡浅子』を読みました。

 

広岡浅子さんについては朝の連続ドラマで初めて知りましたね。
それまでは聞いたことがありませんでした。
当時の日本にこういう方がおられたとは驚きました。

朝のドラマは全部見られなかったのですが、広岡浅子さんについては
非常に興味があったので、この本を読んでみました。
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明治の人はなんて強いんだろうといつも思います。
国の危機に及んで、国内でももめることが多い中で
自分の道を切り開くんですね。

海外のこともほとんど知らないのに、
偉いなと感心します。

 

今のように教育を受けたとかは関係なく、
できることを精一杯やって自分の才覚で生き抜いています。

そういう強くたくましい人間がどうしたら育っていったのでしょうか。

 

この広岡浅子さんは武勇伝やエピソードに事欠かない
個性的な方だったようです。

当時の日本の女性で進歩的な考え方をして
さらにその行動力ときたら凄すぎますね。

 

人はどこに生まれるかを自分で選んで生まれるとかいう人もいます。

ふくろうの祖父のそのまた祖父はやはり嘉永生まれでした。
浅子さんと同時代です。

武道を志して生きた人ですが、
明治になってからは職がなく貧しい人生でした。

時代の変化にすぐについていけるとは限りませんよね。
過渡期とはそういうものでしょう。
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浅子さんはものすごく豪快な方ですね。
確かに与えられた才能を生かした方です。
それにしても九転十起とはすばらしい。
何事もくじけずに頑張ればことをなせる、徹底的に
頑張っていろんなことを乗り越えてこられた方の口から出る言葉ですね。

その人生の結果としていろんな人材を育てたり、
後に続く人々に教育の場を築いていきます。

 

他人の思惑を気にせずに自分に正直に生きた人だと思います。

女性にとっては不平等で大変不自由な時代に、筋金入りの女性です。
大志を抱きひたむきに進んで、多くのものを社会に残しています。

そして今、一人の女性として悩みもあったはずなのに
大きく割り切った生き方ができた人として、
ふくろうは尊敬の念を持ちます。

 

今まで知らなかった存在ですから、
歴史の中で世の中のために事を成しても
知られていない人物がまだまだおられるのではと思いました。

 

世間に知られようとそうでなかろうと、
世のため人のためになることを信じて進んでいく人間の姿は
尊いものですね。

広岡浅子さんも人間ですから失敗も後悔もきっとたくさんあったかもしれません。
この先、ふくろうが生きていくのにへこたれない勇気をいただいた一冊です。

では。
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室伏広治 超える力

  • 投稿 2017/01/04 
  • 自叙伝
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こんばんは、ふくろうです。
今日は室伏広治さんの『超える力』でございます。

アスリートであり研究者でもある室伏広治さんの歩んでこられた、
人生をわかりやすく書かれた本です。

室伏さんはアスリートとしてすごく能力の高い方だと常々思っておりました。
ふくろう、この本を読んでハンマー投げの面白さがだんだんわかってきましたね。
スポーツではありますが、日本語で「道」であらわされるのにふさわしい気がします。
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求道者としての室伏さんの人生が美しいと思いました。
ハンマー投げとしっかり向き合っておられる姿勢も頭が下がりますし、
スポーツマンとしてのマナーも、見習いたいですね。

 

特に薬物のお話では、記録のために薬物を使う恐ろしさを知らない
アスリートもいる時代です。
人類の傾向がそういう方向に向いているのか、現実に後を絶たないのは残念なことですね、
命の大切さを考えないでスポーツをするなんてふくろうも理解できません。

自分を大事にできないのは残念ですね。
広治少年がどんな子だったのか、この本には書かれています。
多くの人に会い、多くの人に教えを請い、どんな悪条件でも試合こなしてこられ、
武者修行だなと感心しました。

世界のトップアスリートが必ずしも完璧に恵まれた環境にいるわけではないということも初めて知りました。

幼いころからトップアスリートと、幅広い交流を続けておられる著者の人生は本当に興味深いです。
室伏広治さんはアスリートですが、アーティストにも思えます。

バレリーナでも音楽家でも、みんな一筋の道を究めようとする人々は、人を魅了しますね。
この本には写真やイラストは全くありません。文章だけです。
その範囲と内容が幅広くとても読んでいて刺激を受けます。
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薬物以外にも著者が語られることで印象に残ったのは、
アスリートを引退してからの人生を有意義に過ごすにはどうしたらいいのか。
人生はまだまだ長いわけで、一人の人間としての幸せな人生に思いをはせておられます。

ハンマー投げを続けられて、しっかりと醸造された深い人生を歩んでおられるんです。
質は自分で高めておられる。

アスリートでなくても参考にできそうですよ。
ふくろうはすごく感性に共感できました。

 

試行錯誤、そしてたゆまぬ努力が、素晴らしい身体能力にも磨きをかけて、
輝やかしい記録を生み出したんでしょうね。

人は生きてる間は誰でも現役の人生です。
この本はアスリートだけでなくいろんな人の人生に通じるものがあります。

深い人生を手に入れられる方だと思いました。

ふくろうも、負けませんよ。

では。
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