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本や映画を旅するふくろうの日記帳

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薔薇のために8 第52話、第53話

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こんばんは、ふくろうです。今日は『薔薇のために8』、「第52話 君の植えた薔薇」、「第53話 赤い鳥小鳥」でございます。
お母さん、何もしないように見えていましたが、薔薇を植えたのはお母さんだったんですね。

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お母さんの枕野一郎さんに対する愛情の証でしょうか。
薔薇を植えた。そして今も、薔薇は咲き続けるようにお母さんがしていたんですね。
枕野さんが生きている間は、お母さんは枕野さんとともに時間を過ごしていたのではなかったのかな。
好きな人がいるのに遊びまわるなら、いったい何のために、と思いますね。

枕野さん、きつかったでしょうね。その頃のお母さんにもう少しだけでも思いやりがあればと、
ふくろうは思いました。
結果、枕野さんが亡くなった後、長い年月を寂しく過ごしていくことになりましたね。

枕野さんの娘の百合が現れても、決してやさしい言葉をかけることなく、わが道を生きています。
菫さんも同じではないだろうか。百合は考えてしまいます。

さて秋がやってまいりました。
百合の悩みは、菫さんに愛されたいことですね。

愛されるのに、何番目でいいですからねと、いう人がいるでしょうか。片思いでいいなんて
一生ずっとそれでいいという人はその世界に住むしかないでしょうね。
普通はそれではむなしすぎると思います。

片思いというのは、お互いの間に感情の交流がないですね。だから自分の世界だけで生きることになりますね。
百合が欲を持つのも当然ですよ。

そして更なる悩みは、スカートがきつくてはいらない。これですね。
共感できますねふくろうにも。

要するに運動不足というか体の中の収支決算のバランスが崩れているというか、そのあたりでしょうね。

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考えてみるとお母さんは枕野一郎さんだけを愛して、今も愛し続けているのですね。
子供たちもそういうように愛することはできないのでしょうか。

お金がある生活ではお金を使ってストレス解消もできるでしょうが、
そうでなければお金がなくても工夫をして生きるかもしれません。
枕野さんはお母さんを引っ張っていくタイプではなかったんでしょうね。

お母さんを束縛したくなかったとも考えられます。
対等の関係を保ち続けるのが大事かと思いますが、相手を想っているからこその行動だと信じても、
相手にどう伝わるか、わかりませんね。

お母さんと枕野さんは話し合う時間もあまりなかったのかな。
枕野さんの病気のことも、お母さんはわかっていなかったんですね。
一番大事な人が、天に召されるというのに、時間を無駄に過ごした感があります。

優しい枕野さんは、そういう未来になることを予想しなかったんでしょうか。

では。

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薔薇のために8 第50話、第51話

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こんばんは、ふくろうです。今日は『薔薇のために8』、「第50話 眠らない窓、第51話 涙がかわくまで」でございます。
家を出た百合と葵君を菫さんが追っていきます。
芙蓉さんと菫さんの常識が働くので、ふくろうは安心いたしました。実は、葵君と百合は血縁関係が確定です。

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何とか現実に引き戻せたのでよかったですね。
人間界ではやはりこういうことのけじめだけは大事です。特に百合みたいにやけっぱちはいけません。
こういう時に芙蓉さんはやはり大人ですね。
迷えるイケメンの菫さんは決心がつかないんですが、猫吉さんの言葉に救われますね。
そして百合に「片思いでも幸せだから」と言われます。

愛ですねこれは本当の。相手のことを第一に考えられるんですから。
もちろん相手がそういうタイプの場合に限りますけどね。

ところで葵君は姉弟の関係を受け入れようとします。
特権を使っていいのだと、解釈はいまいちですが、いい子だから本当はわかっているのだと思います。
本当に百合が好きなら、百合が悲しむことはしないはずです。

ふくろうは猫吉さんのアドバイスがいいなと思いました。苦労人は人の気持ちがわかるんです。
そういうところに惹きつけられて菫さんも猫吉さんの周りに出没するのだと思います。

理屈じゃなく、近くに行きたくなるんでしょうね。ほっとしますよね、猫吉さんと話すと、誰でも。
猫吉さんてどこかにいそうな面倒見のいいクラブの先輩のイメージですよ。
暖かいです。

ところで北海道の夏を花屋敷の面々も楽しまなきゃもったいないですよ。

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菫さんは考えるのですが一人ではなかなか前に進めない、動けないんですね。
セリさんの存在をどう位置づけるのかという部分だと思います。

この物語では恋愛対象になる男性に家から出て百合が出会う確率はほとんどないです。
百合もこのまま家庭内で片思いすることで幸せなら、いいじゃないですか。
菫さんにセリさんを捨てさせようとは思わない百合です。
そこが百合の百合らしいところであり、やさしいなと思います。

それに百合はだんだんきれいになっています。気持ちと表情は関係するんですね。
人は時とともに変わっていくものだと思います。
いい意味での進化はふくろうもしたいです。

涙が乾くまで百合に待っていてもらえと猫吉さんが菫さんに言います。
菫さんの心の痛みがいつか変わっていくときが来るなら百合にも希望はありますね。
でも、百合が花の季節にいるうちにしてあげてほしい。

女性の立場では、「いくつまで待つ」とは言えないですよ。
せめて締め切りは必要かも。
百合がすごいお婆さんになってからじゃ、可愛そうです。
では。

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薔薇のために7 第49話

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こんばんは、ふくろうです。今日は『薔薇のために7』、「第49話 まばたきの闇」でございます。
この物語はコンプレックスの塊の百合が次第に成長していく物語です。
コンプレックスのない人間なんてどこにもいませんよね。
思春期から大人に成長する間にたいてい何とか折り合いをつけてみんな生きていくのだと思います。
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百合も、葵君も菫さんもそれぞれに必死で生きようとしていますね。
いい子たちですよ。
ただ問題はまだ解決していません。
百合は煮え切らない菫さんにあきらめようとします。
そうですねえ、葵君の言うように、世間的には生殺し状態なんですね。
かといってそう思ったような速度で思ったようにはいかないもんです。
若いって不器用だったり、いびつだったり、小説みたいにはいかないのが現実です。

どういうルートで幸せになっていくのかも見当がつきません。
人生いくつになってもそれは変わりませんね。

この人たちまだまだ人生は長いんだから、ゆっくり考えたらいいでしょうね。
とふくろうは思います。

なのに、若い二人ったら、本当に後で後悔しないのかな。

菫さんも決められない、葵君は血縁じゃないかもしれない、
それだけの情報で、慌てて今後の方向を決めることができるのか。
確実な情報を得てからでないとリスクが大きいかもしれないすれすれの
時を百合は葵君とどこかに行ってしまいます。

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ふくろうが百合の母親なら、菫さんが優柔不断に思えて、あてにできないから、
やはり諦めるという百合に賛成するでしょうね。
どんないいい人でも、意志がない相手は登録できませんからね。

そして葵君の詳しい遺伝子検査とかなんとかもう一度やってもらうと思います。
事実が本人に自己申請だけでは信用できません。

さらに、親に何も話さずにそういうことを簡単に決めるなと、子供によっては
ふくろうもがみがみ言うかもしれません。

結婚となると、ゴールではないので、現実の生活をよく考えていかないとね。
急がずにゆっくりやってほしいですよ。
段階を踏むのも大事です。

ふくろうの若いころから考えれば時代は変わったと思います。
この物語の中にはケータイを使う場面がありません。

家の中のシーンが多いのでそうなのかな。

この巻のラストあたりに扉絵コレクションというのがあってこれがすごく美しいのです。
夢を見させてもらえます。
では。

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なぜ今、真田精神か? 

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こんばんは、ふくろうです。
今日は『なぜ今、真田精神か?』でございます。
歴史に生き方を学ぶのは大事なことですね。時代は違えど、知恵に学びたいと思います。
この本には経済界のリーダーの方々のお話が入っています。

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大河ドラマをふくろうも見ておりました。
大名ではない真田一族が大きな敵を相手に、どう生き残ろうとしたのかがとても興味深かったですね。
戦国武将では、ふくろう的には好感度ナンバー1の真田幸村さんです。

知将のイメージがあります。
いわゆる、熊みたいに強い武将というより、知恵のある賢い武将だったと思います。

大河ドラマは、家族の物語として見ておりました。
真田昌幸という人もなかなかしぶとい方だと思いましたが、戦国時代なら当たり前なんでしょうね。
生き残るには当然のことを真田一族はやっていたというわけです。

最も興味深かったのは、
関ヶ原の戦いのときに、徳川方と豊臣方に家族で別れる場面ですね。

どちらかが必ず生き残ることで、家を絶やさないように考えてこのように分かれて戦ったのでしょうね。
文字通り命がけの家族生き残り作戦です。

どちらが勝っても真田は残るわけですね。

ドラマの中の昌幸お父さんは本当に食えない親父さんという感じがよかったです。
抜け目なくやらないと、つぶされてしまいますからね。

気候の厳しい土地で家族が一丸となっていないと弱いと思います。
家が残るには家族の仲がいいことが挙げられます。
ふくろうも納得です。
親子兄弟でもめているところは確かに長く残っていませんね。
ふくろうもいつも疑問に思っていたのは、父と子でなぜ争うのか。少なくとも血を分けた親子なら考えられないです。
理解に苦しみますよ。
他人の関係とは違うと思うのです。
ただ現代でもあることですね。
大人になっても、家庭をもっても仲がいいのは立派ですよ。
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この本の中でふくろうが一番感動したのは
幸村のお兄さんの真田信之が93歳まで生きたということ。
これは家を残すという執念を感じますね。

ふくろうの父も90歳が近いですがもう大変です。どんな感じの方だったんでしょうね。

長老が頑張ってにらみを利かせているといいでしょうね。

現実に親がはやくに亡くなると、兄弟の団結力が問われます。
裕福な一族であろうとそうでなかろうと、
まとまっていない家はやがて崩壊します。

まとまって力を合わせられない理由はいろいろあります。
大きな企業でなくても、一つの家庭でみてみても、
経営することの難しさを感じます。

真田一族に学ぶことをそれぞれの経済界の方々が述べておられます。
これらの方々のお話を読んで思いました。

奪い取るのではなくて、与える心が大事だと。
さらに、あきらめないで努力し続けること。
人を大事にすること。
確かに人は石垣、人は城なんだと思いました。

大河ドラマを見ながら、
真田幸村さんの頭の中には、
勝てる戦略がきっとあったのかもしれないと思ったふくろうでした。
この方の思うようにやれていたら。
仮想でしかないのですが。

昌幸お父さんが幸村さんだったらどうしたのだろうかと、ふっと考えて見ました。
同じ行動をとったでしょうか。
きいてみたいことの一つです。
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