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こんばんは、ふくろうです。
今日はサトクリフ・オリジナル『アーサー王と円卓の騎士』でございます。

訳は山本史郎さんです。

 

アーサー王のお話をこんなに真摯に読んだのは初めてでございます。
理由は今まではとっつきにくいと思っていたからです。
今回はサトクリフ・オリジナルなので、ぜひ読みたいと思いました。
山本史郎さんの訳は読みやすく素敵な日本語になっています。
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原題が「The Sword and the Circle: King Arthur and the Knights of the Round Table」です。
いつでもこんな長い本は途中で退屈して、挫折するのですが、ふくろう全然退屈せずに最後まで読み切りました。
どうしてサトクリフさんの手にかかると、こんなに素敵な物語になってしまうのか、著作を読むたびに思うことです。

何だかワクワクしてくるんです。
サトクリフさんが持っておられる世界にはいつでも、ふくろうは行って帰ってまた行きたいと思うのです。

 

薄っぺらでない、なんていうか、登場人物もその人物が立っている大地や森も含めて、ものすごく惹きつけられてしまいます。

邦訳になっていても面白いので、いつか、原書で読んでみたいと思っています。
英語でもきっと魅力的な文章なんでしょうね。
歴史ファンタジーの作家の中で最もふくろうの愛する方です。

古代、魔法とくれば、ふくろうにはこの物語も神話の世界に近い感じがします。
魔法や魔法使いの描き方は秀逸だと思います。

それからそれぞれの登場人物、数も多く迷わず読み分けるのも結構大変ですが、描き方がとても素敵で、絵画のようにイメージが浮かびます。
サトクリフさんの手にかかれば、それこそ魔法にかけられたようにお話が生き生きとしています。
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この中の人物たちはみんな血が通って本当に生きているのです。そうとしか思えないですよ。

 
もちろん人物の描き方がいいのだと思います。物語が目の前に見えるんです。
一か所だってあくびの出るところがない、重厚な物語です。

アーサー王の物語としては、このサトクリフさんの作品がふくろうの心には刷り込み状態で生き続ける気がします。

ふくろうにとってもそれはとてもうれしいです。

海外の伝承神話などはたくさんあってどれを手にしていいかわからないふくろうでございます。
ただサトクリフさんが話してくださるお話なら聞いてみたいと思えるのです。

 

いつも酔わせてくれるサトクリフさんの物語には素敵な人がたくさん出てきます。
いったいどれくらいいろんな人を描いてこられたのでしょう。

サトクリフ・オリジナルと銘打ってあるだけのことはあります。
紡がれる言葉が生きていると思います。

 

では。
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