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こんばんは、ふくろうです。
今日は「舞台版 心霊探偵八雲」「魂をつなぐもの」でございます。
このドラマはテンポのいいヒューマンミステリーだと思います。
高飛車で取りつく暇もない超皮肉屋の八雲が、
難解な事件を解決に導く、面白い舞台でございます。
笑うことがない青年、八雲です。

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おかしくもないのに、笑えるかと、八雲に言われてしまいそうですね。

この舞台は八雲の書籍でいえば
1巻と2巻の内容を扱っています。

八雲と晴香の出会いや後藤刑事と石井刑事も
最初のころから見られます。

複雑怪奇な物語です。
あの世とこの世も巻き込んで
こんがらがっている糸を八雲が解いていきます。

俳優さんたちのイメージも、本を読んだときと
ほとんど一緒で違和感がなく、
さらに舞台ならではの視覚的な工夫が至る所に見られて
とても楽しいです。
特に八雲役の俳優さんの声がふくろうは好きです。
姿も八雲のイメージですが、
こんな声で八雲はしゃべりそうな気がするんですね。

テンポよく進行していくドラマの中で、
人の思いをきちんと表現しています。

けだるそうな八雲は最初からかっこいいですね。
何でも上から目線で語る青年ですが、
心の中には苦しみを抱えています。
一見暗くて不愛想に見えますが、
そこはそれ、ふくろうだって外見だけで人を判断することはございません。

八雲の態度がいつもMAXなのも、
ふくろうにはある種の武装に思えます。
それほど傷ついてきたのかと。

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八雲は、右目では現世を左目では幽霊を見て話ができます。
幽霊の説得をするんですよ。

複雑な事件のクローザー(辞書には閉じるもの、とありました)が八雲の役割でしょうか。
人の見えないものが見えるからこそ、
未解決なものが解決できるんですね。

PSYCHIC DETECTIVEとあるように、
この手の事件では、
推理や操作能力は素晴らしいですね。

こういう能力がなければ
たぶんこんなことはやっていなかったと思います。

こういったドラマの形をしていますが、
人の心や世相の中のやるせない事件、
さらに加害者や被害者の心の闇を暴いていて
興味深いです。
実際に解決には、後藤さんとか石井さんとかが八雲を信じて、
協力してくれますから、うまくいきますね。

現実にドラマではなく、八雲のようなふしぎな力を事件解決に生かせたら、
世の中もっと変わってくるでしょうか。

そういう力を捜査に活用するには、その力を信じて実証する必要があるかもしれません。
日本ではあまり聞きませんね。

今のところ捜査方法として、認められているのかいないのか。
時々テレビでも、そういう捜査をやっているのを見ますが、
検挙率はどうなんでしょうね。

冷徹に見える八雲が晴香をうるさそうに扱いながら
次第に大切にしていく様子が見ていてわかります。
晴香がピンチの時の八雲の行動力は頼りになります。

後藤刑事と石井刑事のやり取りも楽しいし、
ドラマが暗くならない笑えるシーンもあります。
楽観的な登場人物は大事です。
逆境は楽観的にとらえてまいりましょう。

善意の人々が不器用ながらも力を合わせていく姿が
すがすがしいです。

誰でも心の闇がある、その意味もなんとなくわかります。
でもみんな生きていていいんです。

「生きるのに誰かの許可は必要ない」
そう言った八雲の言葉が心に残ります。

本は俳優さんとか脚本家さんによる対談になっていて
こちらも興味深いです。

では。

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